« 美術館に乾杯! サンリツ服部美術館 その一 | トップページ | Bunkamuraの‘超写実絵画の襲来’! »

2020.06.17

美術館に乾杯! サンリツ服部美術館 その二

Img_0003_20200617222401
  ‘佐竹本三十六歌仙絵 中務’(重文 鎌倉時代・13世紀)

Img_0002_20200617222401
  ‘佐竹本三十六歌仙絵 大中臣能宣’(重文 13世紀)

Img_20200617222401
  光悦・宗達の‘鹿下絵新古今集和歌巻断簡’(17世紀)

Img_0001_20200617222401
 光悦・宗達の‘四季草花下絵新古今集和歌色紙帖’(17世紀)

Img_0005_20200617222401
            可翁の国宝‘寒山図’(14世紀)

新型コロナウイルスの感染の影響で今年でかけた展覧会はわずか5回。これ
だけ美術との接触がシャットアウトされると生活のリズムが狂ってしまう。
この状況と比べると昨年の美術館通いは足取りも軽く高揚していたことか。
その高い満足度の中心にどんとあったのが京博で開催された‘佐竹本三十六歌
仙絵展’(10~11月)。31点出品されたなかにサンリツ服部美の‘大中臣
能宣’(おおなかとみのよしのぶ)も含まれていた。

ここはもう一点所蔵している。女流歌人の‘中務’(なかつかさ)。11月上旬
から1ヶ月展示されるというので喜び勇んで中央道を疾走した。この中務
ちゃんのお顔が可愛いこと!その美貌をみせてくれない‘小野小町’だけでなく
、‘小大君’よりも魅力度は勝る。これほどの歌仙絵を手に入れるのだからまっ
たくスゴイ美術館である。

宗達の下絵に光悦が和歌を見事な筆さばきで装飾的に書きしるした‘鹿下絵新
古今集和歌巻断簡’と‘四季草花下絵新古今集和歌色紙帖’に大変魅了されている。
二人の合作あるいは光悦のものを運よくたくさんみることができた。サンリツ
、MOA、サントリー、五島、畠山といった美術館にいいのが揃っている。
宗達のほかに岩佐又兵衛も歌仙絵を描いており、和歌を詠むという文化が
日本人の生活の中に強く根付いていたことがよくわかる。

2度目のサンリツ訪問は2016年の7月、お目当ては国宝の追っかけ禅画
‘寒山図’。描いたのは南禅寺の住職にもなった禅僧の可翁(1345年没)。
こういうたまにした飾られない名画がみれるのは巡りあわせのたまもの。

|

« 美術館に乾杯! サンリツ服部美術館 その一 | トップページ | Bunkamuraの‘超写実絵画の襲来’! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 美術館に乾杯! サンリツ服部美術館 その一 | トップページ | Bunkamuraの‘超写実絵画の襲来’! »