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2020.06.06

美術館に乾杯! 徳川美術館 その四

Img_0003_20200606222701     ‘大名物 白天目’(重文 室町時代・16世紀)

Img_0002_20200606222701   ‘黒織部筒茶碗 銘 冬枯’(重文 桃山時代・17世紀)

Img_0001_20200606222701   千利休の‘竹茶杓 銘泪(名物)’(桃山時代・16世紀)

Img_20200606222701   ‘唐物茶壺 銘松花’(重文 南宋時代・13世紀)

Img_0005_20200606222701   国宝‘太刀 銘光忠’(鎌倉時代・13世紀)

定期的に開催される茶碗を中心にすえたやきもの展は見逃さないようにして
いる。天目や志野・織部などの茶碗に心がぐっとよっていくきかっけとなっ
たのが2002年と2005年に徳川美・五島美で行われた‘茶の湯 名碗’展。
いい茶碗がずらっと出品されたので展覧会の図録がわが家のやきもののバイ
ブルになった。

徳川美には白、黄、灰被、油滴、曜変など天目茶碗がたくさんある。そのな
かでとくに魅せられるのが‘白天目’。華やかな感じが目に焼きついている。
黒織部の‘銘冬枯’は志野・織部展が企画されるときには欠かせないピースにな
っているもの。抽象的で現代アートを連想させる文様はびっくりするほど
大胆で時代を突き抜けている。

2007年にあった‘大徳川展’(東博)では徳川家の所蔵するお宝がどどっと
展示されたが、千利休の‘竹茶杓 銘泪(名物)’は注目の一品だった。秀吉に
切腹を命じられた千利休はその死に際し自らこの茶杓を削り最期の茶会に使い
古田織部に与えた。その場面が映画のワンシーンのように目に浮かび利休の手
元をじっとみてしまう。‘唐物茶壺 銘松花’は中国から入って来たとき茶人た
ちは感動したにちがいない。土の香りがする素朴でおおらかなフォルムが圧倒
的な存在感を生み出している。

名碗同様、名刀がここにたくさんあってもおかしくない。なにしろ天下の徳川
家。現在、国宝の太刀や短刀が8振りある。‘太刀 銘光忠’は備前長船派の祖
である光忠の最高傑作。華やかな刃文をうっとりながめてしまう。

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