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2020.06.16

美術館に乾杯! サンリツ服部美術館 その一

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    サンリツ服部美術館

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   本阿弥光悦の国宝‘白楽茶碗 銘不二山’(17世紀初め)

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   俵屋宗達の‘源氏物語図・ 鈴虫’(17世紀)

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    尾形光琳の‘乙御前図’(18世紀)

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    尾形乾山の‘秋山図’(18世紀)

諏訪湖のほとりにある美術館で中央自動車の諏訪ICから一番早くたどり着
くのはサンリツ服部美術館。このちょっと先にあるのが北澤美。そして、
まだ縁がないが気になっているのがアンリ・ルソーの絵を所蔵している美術
館。うかつにもそのことを知ったのは1年くらい前。次回の長野ドライブで
は寄ってみたい。

はじめてサンリツ服部美を訪れたのは本阿弥光悦(1558~1637)の
‘白楽茶碗 銘不二山’をみるため。日本でつくられた茶碗で国宝に指定され
ているのはこれと志野茶碗の‘卯花墻’(三井記念美)の2件のみ。だから、
この美術館自慢のお宝であると同時に日本の超一級のお宝でもある。これま
で、‘卯花墻’とちがってやきもの展でお目にかかったことがない。

そのため、ここで特別展示される時期を見計らってどうしてもクルマを走ら
せる必要があった。本物と対面したときの印象はなんだか長谷川等伯の‘松林
図’をながめている感覚と似ていた。精神のすごく深いところでじわっと刺激
される感じ。それから、15年くらいたつがもう一回じっくりみれるといい
のだが、はたして。

この名碗のまわりに飾られている琳派の絵画は本来なら主役の位置にいれる
が、琳派オールスターではやはり‘不二山’が4番にどんと座っているのでここ
は1番から3番で我慢するしかない。俵屋宗達の‘源氏物語図・鈴虫’、
尾形光琳(1658~1716)の‘乙御前図’、そして尾形乾山の(1663
~1743)の‘秋山図’。乙御前(おとごぜ)は狂言などで使われる女面のこ
とで転じて不器用な女を意味するが、お多福と同化し縁起物として人気があ
ったので琳派では扇面によく描かれた。

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