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2020.05.02

Anytime アート・パラダイス! ‘ヘントの祭壇画'

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Img_0001_20200502221801    聖バーフ大聖堂とファン・エイクの兄弟の記念碑

 

Img_0003_20200502221801  ヤン・ファン・エイクの‘ヘントの祭壇画 神秘の子羊の礼拝'(1432年)

 

Img_0002_20200502221801   子羊の比較(NHK日曜美術館2020年2月より)

 

Img_0004_20200502221801       ‘聖母マリア'(部分)

画家の評判にはいろいろある。ゴッホのように世界中に愛好家がいるような
画家もいれば、よその国の人間は知らなくとも国民画家として愛される画家
もいる。日本でいえば東山魁夷はフランスの美術本には載ってないが回顧展
が開かれればいつも大勢のファンが押し寄せる。同じような画家がほかの国
でもいるだろう。

また、人気の高い天才画家を較べてみても国によって熱狂ぶりが異なる。
イタリアではカラヴァッジョに多くの人が魅了されていてフェルメールは分
が悪い。そのフェルメールはオランダだけでなく日本にも熱心なファンが
たくさんいる。そして、フランスではカラヴァッジョやフェルメールより
ラ・トゥールのほうが断然愛されている。

さて、ベルギーの画家の話。ここにはスゴイ画家がいる。聖バーフ大聖堂に
飾られている‘ヘントの祭壇画 神秘の子羊の礼拝'を描いたヤン・ファン・
エイク(1390~1441)。高くそびえる大画家である。この最高傑作
をみたのは2005年オランダ・ベルギーを団体ツアーでまわったときで
一生の思い出となった。今年2月、日曜美術館にこの絵が登場したのでベル
ギーでファン・エイクの回顧展でも開かれているのかなと思ったが、8年前
にはじまった修復プロジェクトの成果にスポットをあてたものだった。

絵が描かれた後の時代に多くの修正や加筆が行われオリジナルの7割が変わ
っていたという。びっくりしたのは神秘の子羊の顔。以前は目と目の間がか
なりあいていたがもとは目が大きくまさに羊という感じ。俄然見たくなった。
ファン・エイクの絵の前に立つと夢中にさせるのが冠や衣裳につけられた
宝石のリアルな質感描写。アップで映していた聖母マリアの装飾飾りを声を
失ってながめていた。

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