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2020.04.02

美術館に乾杯! 知恩院

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   知恩院御影堂

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  国宝‘阿弥陀二十五菩薩来迎図'(鎌倉時代・14世紀)

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  ‘法然上人像'(南北朝時代・14世紀)

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  国宝‘法然上人行状絵図'(鎌倉時代・14世紀)

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  ‘法然聖人像'(重文 南北朝時代・14世紀)

修学旅行で京都へ行ったときガイドのお姉さんがどの寺へ連れて行ってくれ
たか、まず金閣寺、これはまちがいない。それから清水寺、ここはお土産屋
が沢山あったから、たぶん生八橋や五色豆を買ったはず。あとは銀閣寺、
三十三間堂、知恩院へ行ったかどうか、銀閣寺はなかったような気がするが、
三十三間堂のあの数え切れないほどの仏像がびっしり並んでいるイメージが
かすかに残っており、知恩院についても御影堂に圧倒された記憶がある。

そうすると知恩院へは2度出かけたことになる。でも、もっとも感銘をうけ
た‘阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)'はここではなく25年前奈良博での
仏教美術展でお目にかかった。なんだか映画のワンシーンをみているようだ
った。阿弥陀如来と二十五菩薩が雲に乗って降下してくるスピードの速いこ
と。これくらい速くやって来てくれたら往生者は浄土へ安心していけると思
うだろう。絵師は対角線のつくる動きの効果を知っていたにちがいない。

早来迎図とともに知恩院にある美術品で広く知られているのが浄土宗を興し
た法然(1133~1212)に関連する絵。肖像画の‘法然上人像'は御影
堂にあるが、このなかでみた覚えはなく2011年に開かれた‘法然と親鸞展'
(東博)で対面した。丸顔で穏やかな表情に接すると‘念仏をとなえておれば
いいんだからね'と励まされているようで心が落ち着く。

説法の場面が強く印象に残る‘法然上人行状絵図'は絵巻展や仏教展で必ずと
いっていいほど出品されお馴染みの上人絵伝。全部で48巻もある長い絵巻。
風俗画でもあるのでひと場面々じっくりみると大変おもしろい。‘法然聖人絵'
は四国への流罪が決まり法然上人が船に乗って京を発つ場面。上のほうで僧
たちが泣き崩れている。

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