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2020.04.18

美術館に乾杯! 二条城

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    二条城二の丸 唐門

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   狩野探幽の‘二の丸御殿障壁画(大広間 一の間)'(17世紀初め)

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   狩野探幽の‘二の丸御殿障壁画(大広間 四の間)'(17世紀初め)

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   二の丸御殿大広間の欄間

日本美術を飾る絵画や彫刻の傑作を中学や高校で学ぶとき、その知識は修学旅
行という大イベントによって本物とむすびつきひとつのイメージができあが
る。京都で強いインパクトがあったのは金閣寺と二条城。この二つは‘金色'
でつながっている。

十代の頃、日本絵画のイメージは雪舟の水墨画、狩野派の金碧障壁画、宗達
・光琳の琳派、北斎・広重の浮世絵だった。そのころは若冲なんて知る由も
ない。このなかで最初に本物と接するのは狩野派の豪快な絵。でも、狩野派
の大スター、永徳の絵でない。二条城に飾ってあった狩野探幽(1602~
1674)の松や鷹が描かれた金碧障壁画。

二条城では日光東照宮で感じるのと似た高揚感が生じる。のっけから唐門に
施された鳥や草木をモチーフにした欄間彫刻にぶっ飛ばされる。これで、
狩野派の豪華絢爛な技は特別という印象が深く心に刻まれた。この欄間の細
工は二の丸御殿へ入っても次々と登場する。

大広間の一の間からすぐ連想するのは時代劇でよくみる将軍の姿。一段と高
くなった上段の間に座っており、背後の金色の壁には幹の太い松が浮き上が
るように描かれている。松の緑と茶褐色と金色の相性はとてもよく天下人の
威光をみせつけるにはうってつけの組み合わせとなっている。

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