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2020.04.22

美術館に乾杯! 平等院

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     平等院鳳凰堂(国宝 平安時代・1053年)

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     鳳凰(国宝 11世紀)

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     平等院鳳凰堂内部

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   定朝の国宝‘阿弥陀如来坐像'(1053年)

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   国宝‘雲中供養菩薩像'(1053年)

宇治の平等院を訪問したのは生涯忘れられないイベントだった。クルマで行
ったことはまちがいないが、どういうルートで到着したかはもう覚えていな
い。宇治川を渡って進んでいくとあの写真でみた均整のとれた広がりをもつ
阿弥陀堂(鳳凰堂)が池のむこうに姿をみせてきた。中堂の屋根に目をやる
対になった鳳凰がむきあっている。なんだか平安時代にタイムスリップした
よう。

鳳凰堂のなかに入ると見事な金ぴかの天蓋の下に有名な‘阿弥陀如来坐像'が
どーんと安置されている。これをつくった平安時代後期の仏師、定朝
(?~1057)は寄木造りの技法を完成させ仏像の大量生産を可能にする
‘定朝様式'を生み出した。

この阿弥陀如来に魅了されるひとつのポイントはわりと大きめの目。この
目と鼻、口のバランスがとても良くこのため顔全体は小顔な感じがする。
そして、金の彩色が仏の慈悲の深さや神々しさを演出する。やはり浄土は金
に輝いているほうがいい。当時は末法思想が流行していたので人々は心の
安らぎを求めて金で荘厳された極楽浄土に強く憧れた。

阿弥陀如来坐像を囲む長押上の小壁に懸けられている‘雲中供養菩薩像'にも目
を見張らされる。全部で52体あり、浄土の空をそれぞれちがったポーズで
飛翔する様子はたいそう賑やか。画像の菩薩は香炉の蓋をもっており、ほか
には楽器を奏でるものや蓮華をもったり、合掌しているものもいる。

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