« 美術館に乾杯! 延暦寺 | トップページ | 美術館に乾杯! 石山寺 »

2020.04.24

美術館に乾杯! 三井寺

Img_0001_20200424224801

Img_0004_20200424224801
   三井寺 勧学院客殿(国宝 桃山時代・1600年)

Img_20200424224801

Img_0003_20200424224801
  狩野光信の‘四季花木図襖'(重文 1600年)

Img_0005_20200424224801
  池大雅の‘幽居図'(1765年 法明院客殿)

Img_0002_20200424224801
  与謝蕪村の‘山水図'(1765年 法明院客殿)

狩野永徳(1543~1590)の嫡男、狩野光信(1733~1795)
の絵をみたのは片手くらい。数が少ないので出てくる絵は早い。大阪の逸翁
美にある豊臣秀吉の肖像画と三井寺にある金碧障壁画‘四季花木図'、ともに
重文に指定されている。三井寺に出かけたのはひとえに光信の描いた‘四季
花木図'をみたかったから。

障壁画があるのは勧学院客殿の南側の一之間。武士たちの体中にアドレナ
リンがどばっとでるような永徳の豪快な金碧障壁画とは趣が異なり、まるで
祖父の元信の花鳥画をみているような感じ。金雲と金地が樹木をつつみこむ
ように描かれているので華やかなイメージだが、左の白梅は繊細優美な表現
でその横に立つ檜は体を曲げて踊っているようにもみえる。期待以上の傑作
だった。

法明院客殿を飾った障壁画、池大雅(1723~1776)の‘幽居図'と円山
応挙(1733~1795)の‘山水図'は2009年にあった‘国宝 三井寺
展'でお目にかかった。応挙がこのとき33歳、この頃から三井寺山内の円満
院との関係がはじまった。

この展覧会のとき思わぬ彫刻がでていた。それは円空(1632~1695)
の鉈彫り(なたぼり)彫像‘善女龍王立像'。これは大きなオマケだった。

|

« 美術館に乾杯! 延暦寺 | トップページ | 美術館に乾杯! 石山寺 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 美術館に乾杯! 延暦寺 | トップページ | 美術館に乾杯! 石山寺 »