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2020.04.23

美術館に乾杯! 延暦寺

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    国宝‘金銅経箱'(平安時代・11世紀)

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    国宝‘宝相華蒔絵経箱'(11世紀)

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    ‘聖観音菩薩立像'(重文 平安時代・12世紀)

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  ‘不動明王三童子五使者像'(重文 鎌倉時代・13世紀)

京都から比叡山をめざしてクルマを走らせ延暦寺の堂々とした根本中堂の姿
を目に焼きつけ、そのあとは眼前の琵琶湖をみながら下っていき滋賀県大津
市に入る。延暦寺の思い出はこんな風だった。国宝の根本中堂は中に入れた?
かなり前のことなので覚えてない。

延暦寺にあるお宝で国宝展や大きな仏教美術関連がテーマとなった企画展で
お目にかかれることがあるのが‘金銅経箱'と‘宝相華蒔絵経箱'。ともに宝相華
唐草文がびっしりと描かれている。金銅経箱の大きさは縦27cm、横12㎝。
これくらいのサイズの容れものだとサインペンやボールペンなどの文房具や
はさみ、小さい刷毛、チューブ糊がきれいにおさまりMyブックづくりに
役立つ小道具入れになる。

銅製の箱に金メッキを施した経箱では蓋や身の部分に唐草が一見乱雑に配置
されているのに対し、蒔絵経箱のほうは平面と直線で特徴づけられた形のな
かに花弁や蔓が対称性を保って表現されている。デザイン帖を正確に写した
ような宝相華文は強く印象づけられる

2006年東博で開催された‘最澄と天台の国宝'で思わず足がとまったのが
‘聖観音菩薩立像'。これは横川中堂の本尊。ふっくらとした顔と細い目は童子
のようでもあり優しいお姉さんのようにもみえる。左手にもった蓮華と右手
の指が調和の形になっているのも気を引く。

ここの不動明王は一度見たら忘れない構図になっている。勢いのある火焔に
囲まれ中央に威厳をみせる不動明王がおり、その横に親分に敗けぬくらい怖
い顔をした童子が3人立っている。そして左下には手を合わせる5人の使者。
これだけ鮮やかな色とわかりやすい人物配置だと不動明王物語がひとつ完結
する。

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