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2020.04.26

ゲーテが感動したイタリア絵画!

Img_0001_20200426221501  ティッシュバインの‘ローマ郊外のゲーテ'(1787年 シュテーデル美)

 

Img_20200426221501  グエルチーノの‘復活したキリスト'(1630年 チェント市立絵画館)

 

Img_0002_20200426221501  ラファエロの‘聖チェチリアの法悦'(1515年 ボローニャ国立絵画館)

美術館や博物館の大半が新型コロナウイルス感染の影響で閉館になっている
ので出動を計画していた展覧会は軒並み中止や延期になっている。例えば
、期待していた西洋美の‘ロンドンナショナルギャラリー展'(3/3~
6/14)は大狂いに狂い今の状況だと中止になる可能性が高い。また、
東博に登場することになっていた法隆寺の百済観音も当初予定の3/10~
5/10はもう消えた。

美術館に足を運ぶのは叶わないが、美術とは毎日深くつきあっている。
本棚の整理はルーティンみたいなものだから、あちらの部屋の本をごそっと
別のところに移動させたりするのはしゅっちゅうおこる。ゲーテ(1749
~1832)の本群がすぐ近くにやってきた。たくさん揃えているわけでな
く‘ファウスト'、‘ヘルマンとドロアーテ'、‘イタリア紀行'、そして、エッカー
マンの‘ゲーテとの対話'とトーマス・マンの‘ゲーテを語る'と‘ゲーテとトルス
トイ'(いずれも岩波文庫)。

ゲーテとのつきあいは大学のゼミナールの恩師から‘ゲーテとの対話'を奨め
られたのがはじまり。この本でゲーテに嵌った。久しぶりにぱらぱらと読ん
だ‘イタリア紀行'も愛読書のひとつ。ゲーテは37歳のとき憧れのイタリア
へ旅立ち1年半くらい滞在した。そして、訪れた町では美術館や教会にもで
かけて絵画や彫刻を数多くみている。

フィレンツェとヴェネツィアの中間あたりにあるチェントではグエルチーノ
(1591~1669)の‘聖母のもとに現れる復活したキリスト'をみて感激
している。この絵は2015年西洋美で開かれたグエルチーノ展にも出品さ
れており、感想記でとりあげた。

チェントをすこし南に下ったところに位置するボローニャではラファエロ
(1483~1520)の‘聖チェチリアの法悦'に感じ入っている。ゲーテは
こんな風に語っている。‘この画は前から知ってはいたが、今や本当に眼のあ
たり眺めたのだ。彼は常に、他の人が描いてみたいと望むものを描いている'。

この絵はまだ縁がない。ラファエロをコンプリートするのに最後に残った
ワンピース。なんとかボローニャに足を踏み入れたいが、‘ビバ!イタリア'の
続編が書けるのはいつになるだろうか。

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