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2020.04.12

美術館に乾杯! 神護寺

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    国宝‘薬師如来立像'(8~9世紀)

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  国宝‘五大虚空蔵菩薩坐像'(平安時代・9世紀)

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   国宝‘源頼朝像'(鎌倉時代・13~14世紀)

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   国宝‘山水屏風'(鎌倉時代・12~13世紀)

京都の西北にある神護寺でみた‘薬師如来坐像'は印象深い仏像の五本の指に入
るものとして強く記憶されている。視線を釘づけにしたのはその顔。相当厳
しい顔をしておられる。これまでみた薬師如来でこれほど緊張し畏れを抱か
される仏像はほかにみたことがない。じっとみているとだんだん怖くなって
くる感じ。そして、衣の襞の重厚感にあふれた彫りの技にも驚かされる。

‘五大虚空蔵菩薩坐像'が並ぶ多宝塔は公開されてない。そのため、お目にかか
れるのは美術館で開かれる仏教関連をテーマにした特別展。運よくめぐりあ
ったのは‘蓮華'と‘業用'の二仏、五仏は全部宝冠を被っており密教特有の装飾性
にみちた姿に魅了される。

国宝展ではたびたびお呼びがかかる‘源頼朝像'は肖像彫刻としては大変な傑作。
この人物が頼朝かどうかはいろいろ説があるが、これはもう頼朝像のイメージ
ができあがっているので別の人物にみろといわれてもも戸惑う。もうふたり
平重盛像と藤原光能像が横の並んでいるが、頼朝像が立派すぎるので影がうす
い。ポイントはきりっとした頼朝の目。この目力にはかなわない。

‘山水図屏風'(せんずいびょうぶ)というと京博にあるものとこれがすぐ思い浮
かぶ。描かれているのは秋の景色。画面の多くを占める緑に囲まれた宸殿造り
の屋敷や貴族たちのくつろいだ様子が心を軽くしゆったりした気分に誘ってく
れる。

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