« 美術館に乾杯! 仁和寺 その二 | トップページ | 美術館に乾杯! 醍醐寺 その二 »

2020.03.23

美術館に乾杯! 醍醐寺 その一

Img_0001_20200323221701

Img_20200323221701
    醍醐寺 五重塔(国宝 平安時代951年)

Img_0003_20200323221801
  国宝‘文殊渡海図’(鎌倉時代・13世紀)

Img_0004_20200323221801
   国宝‘絵因果経’(奈良時代・8世紀)

Img_0002_20200323221801
   国宝‘五大尊像’(鎌倉時代・12~13世紀)

今年は新型コロナウイルスの感染の影響で桜の下での宴会ができず歩いて楽し
むだけになっている。京都で桜の名所となっている醍醐寺の花見はどうなって
いるのだろうか。こういう桜や紅葉が真っ盛りのとき京都へ入ると大混雑する
のはわかっているので、あのすばらしい光景を一度は目にしたいという思いは
あるもののこのタイミングでの旅行は避けている。

醍醐寺へは2回行ったので着くまでの交通アクセスは覚えている。地下鉄で
醍醐寺駅まで行きそのあとは巡回バスに乗りこめば寺のすぐ近くに到着する。
醍醐寺の見どころはなんといっても美しい姿の五重塔。国宝の五重塔あるい
は三重塔はほかにもあるが、これが一番印象深い。

仏画のなかでは物語性のある‘文殊渡海図’に大変魅了されている。寺のお宝を
展示する霊宝館でいつもみられるわけではないため、この絵にはじめて遭遇
したのは奈良博でおこなわれた‘日本仏教美術名宝展’(1995年)。描かれ
ているのは獅子に乗った文殊菩薩が眷属を従えて大海の上を進んでいる場面。
先頭にいる善財童子、目を奪られる獅子をはじめみんな雲の絨毯に乗って進
むところは冒険映画のワンシーンをみているようでちょっとワクワクする。

‘絵因果経’は時間があればずっとみたくなる釈迦の物語。長さは15m36㎝
もあるこの絵巻は2014年渋谷松濤美で全場面展示された。画像は魔王が
軍衆を率いて悉達太子(出家前の釈迦)を妨害するが、これを太子が慈悲力
で防ぐ場面。

鎌倉時代の初期に描かれた‘五大尊像 不動明王像’は体が熱くなるほど忘れら
れない仏画。とくに中心にいる不動明王像は圧倒的な存在感をみせている。
目をかっと見開き上の歯で下唇を噛む姿には凄みがあり周りの炎がそのパワ
ーを倍増させる。怖い顔でにらまれたら体がすぐちじこまってしまう。

|

« 美術館に乾杯! 仁和寺 その二 | トップページ | 美術館に乾杯! 醍醐寺 その二 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 美術館に乾杯! 仁和寺 その二 | トップページ | 美術館に乾杯! 醍醐寺 その二 »