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2020.03.07

Anytime アート・パラダイス! ゴッホのアイリス

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    ‘アイリス’(1889年5月 ポール・ゲッティ美)

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    ‘アイリス’(1890年5月 ゴッホ美)

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   ‘薔薇’(1890年5月 ワシントン・ナショナル・ギャラリー)

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   ‘西洋夾竹桃’(1888年8月 メトロポリタン美)

‘耳切り事件’(1888年12月23日)のあとゴッホは翌年の5月8日、
病気療養のためアルルの近くのサン・レミに移った。そして、最初に描いた
作品のひとつが‘アイリス’。このすばらしい絵をもっているのはLAのポール
・ゲッティ美。じつはまだLAに行ったことがなく、この街で美術館めぐりを
するのが当面の大きな目標になっている。そのとき真っ先に駆けつけたい
のが‘アイリス’と出会えるゲッティ。絵の前に立ったら体が震えそう。

サン・レミに滞在して1年が経ち病気が落ち着いたため療養所からでること
になった1890年5月、ゴッホは最後の作品を仕上げた。それがゴッホ美
とメトロポリタンにある花瓶に入った‘アイリス’とワシントン・ナショナル
・ギャラリー蔵の‘薔薇’。ゴッホ美のアイリスは10年前日本にやって来た。
光琳の燕子花を見慣れているのでよく似たアイリスにもぐっと惹きこまれ
る。花瓶におさまった見事な静物画に乾杯!

1月の上野の森美の回顧展に展示された‘薔薇’も見栄えのする作品。おもし
ろいのは緑の背景に咲き誇る白の薔薇に調子をあわせるように白の曲線が
リズミカルには描かれていること。病気が治ったからゴッホは気分がハイに
なっていたのかもしれない。‘星月夜’では空の雲の激しい渦巻き模様に尋常
ではない心の動きがあらわれていたのに対し、この表現は軽やかな感じ。

メトロポリタンにある‘マジョルカ壺の西洋夾竹桃’もお気に入り。METの
ゴッホコレクションは質が高く、糸杉、アイリス、夾竹桃といいのが揃っ
ている。

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