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2020.02.18

Anytime アート・パラダイス! 子ども絵(4)

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    ラ・トゥールの‘大工の聖ヨセフ’(1642年 ルーヴル美)

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  レンブラントの‘ガニュメデスの略奪’(1635年 ドレスデン国立絵画館)

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 ルーベンスの‘クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像’(1616年 リヒテンシュタイン家)

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   ハルスの‘笑う少年’(1625年 マウリッツハィス美)

どこの国民も自分の国の画家が大好き。フランスだとラ・トゥール
(1593~1652)の人気が群を抜いている。専属の部屋が設けられた
ルーヴルでは‘夜の情景’の代表作‘大工の聖ヨセフ’などいい絵ずらっと並ぶ。
この部屋をじっくりみたのはルーヴル訪問歴でいうと後半。最初の頃はラ・
トゥールまで見る余裕がなかった。

カラヴァッジョの明暗の強いコントラスト表現に影響を受けこれをを独自に
消化した傑作が少年時代のキリストと大工のヨセフを描いた作品。目が
点になるのがヨセフの手元を照らすためキリストが持っている蝋燭の炎が
キリストの手も透かしているところ。このリアルさに200%KOされた。

レンブラント(1606~1669)にはライブ感の強い感情表現のみられ
る作品が数点ある。そのひとつが‘ガニュメデスの略奪’。幼子がおもらしし
ながらわんわん泣いているのは大きな鷲が怖いから。ドレスデン美でこれ
をみたときレンブラントは本当にすごい画家だなと思った。ギリシャ神話の
話がすっとんで街で大泣きする子どもにでくわしたことを連想しどうやって
なだめてあげようかと真剣に思案する。

ルーベンス(1577~1640)とハルス(1582~1666)の子ど
もの絵が強く印象に残っているのはどどちらも顔が画面いっぱいに描かれて
いるから。女性のアップはどういうわけかぐっとこないが、子どもだと違和
感がない。女の子や男の子の無邪気さが全身でうけとめられるからかもしれ
ない。

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