« 美術館に乾杯! アサヒビール 大山崎山荘美術館 その一 | トップページ | 大相撲初場所 幕尻の徳勝龍が優勝! »

2020.01.25

美術館に乾杯! アサヒビール 大山崎山荘美術館 その二

Img_20200125221001
     アサヒビール 大山崎山荘美術館

Img_0004_20200125221001
    河井寛次郎の‘飴釉泥刷毛目鉢’(1955年)

Img_0003_20200125221101
    濱田庄司の‘青柿掛分白流描大鉢’(1969年)

Img_0001_20200125221101
   バーナード・リーチの‘飛鉋掻落飛燕文皿’(1953年)

Img_0002_20200125221101
   芹沢銈介の‘型染 リーチ益子窯出しの図’(20世紀)

大山崎山荘美の自慢のコレクションはモネの睡蓮だけではない。もうひとつ
の目玉が民藝派のやきもの。河井寛次郎(1890~1966)、濱田庄司
(1894~1978)、バーナード・リーチ(1887~1979)がず
らっと揃っている。だから、民藝派が好きな人にとってここは日本民藝館、
大原美、足立美、河井寛次郎記念館、益子館と同様一度は訪れてみたい場所
かもしれない。

寛次郎の‘飴釉泥刷毛目鉢’をみるとすぐ頭をよぎるのは大型の台風が襲来す
るとき天気予報でだされる‘台風の目’。太い線で荒々しく表現された回転模
様の迫力にタジタジになる。太古の人類の祖先が神の存在と自然の驚異をな
い交ぜ状態にして感じたことを再現しているよう。

寛次郎の前衛作品が‘三色打薬’なのに対して、庄司のお得意は大皿に釉薬を
即興的に流し掛ける手法。‘青柿掛分白流描大鉢’は青と柿の市松模様の地に
白がなにか生き物がうごめくように流れている。一瞬の瞬間芸から心に響く
抽象美が生まれた。

イギリス人で民藝派のメンバーになったバーナード・リーチにも魅力的な
大皿がいくつもある。ここで見られるのはガレナ釉筒描で表現された‘ペリ
カン図’や‘グリフィン図’など6点。軽快なイメージが強く残るのが大分県
の小鹿田窯で制作された‘飛鉋掻落飛燕文皿’。皿の周辺にできた点々は飛鉋
(とびかんな)により削られたもので皿から飛沫する様は燕の飛翔するエネ
ルギーとぴったり連動している。

民藝派とも深く関わった芹沢銈介(1895~1984)の型染に魅了され
続けている。益子におけるリーチの作陶活動を生き生きと染め上げた‘リーチ
益子窯出しの図’もなかなかいい。

|

« 美術館に乾杯! アサヒビール 大山崎山荘美術館 その一 | トップページ | 大相撲初場所 幕尻の徳勝龍が優勝! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 美術館に乾杯! アサヒビール 大山崎山荘美術館 その一 | トップページ | 大相撲初場所 幕尻の徳勝龍が優勝! »