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2020.01.10

大賑わいの‘ゴッホ展’!

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    ‘糸杉’(1889年 メトロポリタン美)

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    ‘麦畑’(1888年 P&Nデ・ブール財団)

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  ‘サン=レミの療養院の庭’(1889年 クレラー=ミュラー美)

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 ‘サント・マリー・ド・ラ・メールの風景’(1888年 クレラー=ミュラー美)

上野の森で行われている‘ゴッホ展’が会期の終わり(13日)に近づいている
ので、遅い出動となったが出かけてきた。お目当ての絵は初見の数点だけな
ので、長居せずにでてくるつもりだったが、入館するのに想定外の時間がか
かった。案内は20分待ちだったが、実際はその倍の40分ちかく並んだ。
12・13日は終日1~1時間半待ちは覚悟した方がいいかもしれない。
ゴッホ(1853~1890)の高い人気はわかっているのにぼやっとして
いた。

チラシをみて狙いをつけていたのは‘麦畑’。ゴッホの油絵が全部載った全集を
もっているので気にはなっていたが、本物はゴッホの真骨頂である‘イエロー
パワー’が炸裂していた。ゴッホはこうでなくちゃ本気になれない。また、
2年前コペンハーゲンのニュー・カールスベア美で遭遇した‘タンギー爺さん
の肖像’とも再会した。ゴッホを励ましたこの好々爺にとても親しみを覚える。

今回のゴッホで群を抜いた完成度で魅了されるのは目玉となっている‘糸杉’。
背景のピンクがかった雲と明るい空に荒ぶる糸杉が浮き上がっている。
糸杉が出てくる絵はほかに3,4点あるが糸杉をこんなにどーんと大きき描
いているのはこの絵だけ。その強い磁力のため画面に吸い込まれそう。

オランダのクレラー=ミュラー美からやって来た7点はすべて再登場のもの。
お気に入りは木々の花ばなが黄色、緑、赤、ピンクで鮮やかに彩られている
‘サン=レミの療養院の庭’とゴッホが地中海沿いの漁村サント=マリー=ド=
ラ=メールで描いた風景画。遠近法をつかって奥行きを出して畑と町の様子
をとらえるオーソドックスな描き方が目に心地いい。この絵を日本でみるの
3度目。

今年はもう一回ゴッホを楽しめる。3月3日から開幕する‘ロンドン・ナショ
ナル・ギャラリー展’に出品される‘ひまわり’。待ち遠しい!

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