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2019.12.13

美術館に乾杯! 法隆寺 その二

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         国宝‘百済観音像’(7世紀 大宝蔵院)

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     国宝‘玉虫厨子’(7世紀 大宝蔵院)

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       ‘捨身飼虎図’(須弥座右側面)

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        国宝‘九面観音像’(唐時代 7~8世紀 大宝蔵院)

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        国宝‘夢違観音像’(7~8世紀 大宝蔵院)

法隆寺を楽しむ一般的なまわり方はまず西院伽藍で五重塔、金堂、大講堂を
みて、次は大宝蔵院で有名な‘百済観音像’と対面、そして、最後は東院伽藍
に向かい美しい八角円堂の夢殿を堪能する。

パリのルーヴル美で10年くらい前(?)に展示された‘百済観音像’は来年
東博で公開されることが決まっている(3/13~5/10)。このびっくり
するほど長身の観音菩薩像が東京でみられるのは嬉しい話である。前回お
目にかかったのは25年前だったはずだから、また別の印象がめばえるかも
しれない。

‘玉虫厨子’は東博であった国宝展(2014年)に出品されたので、単眼鏡
をフル稼働させ宮殿部分に使われ今でもわずかに残っている玉虫の緑色の翅
を目に焼きつけた。釈迦の前世の物語をインドを旅したとき彫刻でよく目に
したが、‘捨身飼虎図’はそのひとつ。飢えた母虎のために摩訶薩埵太子が崖下
へ身を投げ自分の肉体を虎に食わせるというショッキングな場面。

数多くある仏像のなかで顔がふっくらしているものはどこか親近感がわく。
中国の唐の時代に白檀を使ってつくられた‘九面観音像’は小さな像だが頭の
八面も興味深く大変魅了される。また、白鳳時代の金銅仏の傑作‘夢違観音像’
も心を打つ。悪夢を吉夢に変えてくれるスーパーパワーの持ち主だから有り
難い存在。仏像に縁があるといろいろご利益がある。

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