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2019.12.28

2019年 感動のアート ベスト10!(1)

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    フェルメールの‘取り持ち女’(1656年 ドレスデン国立美)

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      クリムトの‘女ともだち’(1907年 クリムト財団)

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    マカルトの‘女優シャーロット・ヴォルター’(1875年 ウイーンミュージアム)

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      鈴木其一の‘百鳥百獣図’(1843年 エドソンコレクション)

今年遭遇した‘感動の展覧会 ベスト10!’に引き続き美術品そのものに焦点
をあてた‘感動のアート ベスト10!’を選んでみた。選好の基準ははじめて
お目にかかるもので大きな感動が得られた作品(鑑賞した順番で3回にわけ
て)。

人気の画家、フェルメール(1632~1675)の回顧展(上野の森美)
は昨年の10/5から今年の2/3までもロングラン興行。1/10にでかけ
念願の‘取り持ち女’と対面した。思った以上に大きな絵でタペストリーの赤や
質感表現に魅了された。2003年中欧を旅行したとき、ドレスデン国立
古典絵画館ではフェルメールのこの絵と‘窓辺で手紙を読む女’に胸がときめい
たが、どういうわけか‘取り持ち女’は海外の美術館に貸し出し中だった。残念
な思いをずっとひきずっていたが、ようやくリカバリーできた。ミューズに
感謝!

春のお楽しみクリムト展(4/23~7/10 東京都美)で一番の収穫は‘女
ともだち’。これは手元にあるクリムト(1862~1918)の画集に載っ
ていない作品。思わず足がとまり画面の多くを占めるこげ茶色に浮き上がる
二人の女性の白い顔に吸い寄せられた。とくにいいのが横向きの女性。
こういう縦長の短冊のような画面に描かれた肖像画をみると浮世絵師、鈴木
春信の美人画を連想する。

国立新美でクリムト展と並行して開催された‘ウィーンモダン’(4/24~
8/25)に展示してあったマカルト(1840~1884)の‘メッサリナの
役に扮する女優シャーロット・ヴォルター’にも200%KOされた。以前
ウィーンのベルヴェデーレ宮を訪問した際、この画家の絵もみたはずだが、
当時は頭のなかはクリムトでいっぱいだったためみれどみぬ状態だった。
こんな豪華な女性画を描いていたとは。

東京都美の‘奇想の系譜’(2/9~4/7)にサプライズの絵画が登場した。
鈴木其一(1796~1858)の‘百鳥百獣図’(左隻)。アメリカのコレク
ターが所蔵しているが、はじめて里帰りした。長澤芦雪の‘百鳥図’をみたこと
があるが、其一はこれに白象や虎などをたくさん集めた‘百獣図’をつけくわえ
た。生き物に乾杯!

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