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2019.12.21

美術館に乾杯! 興福寺 その一

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  興福寺東金堂(1415年 国宝)と五重塔(1426年 国宝)

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        国宝‘阿修羅立像’(734年)

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    国宝‘薬師如来像頭部’(685年)

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      国宝‘金剛力士立像 阿形’(12~13世紀)

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      国宝‘天燈鬼立像’(1215年)

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      国宝‘龍燈鬼立像’(1215年)

東大寺とくらべて興福寺は奈良博へ行くとき必ずその横を通るからとても
馴染み深い。ここではまずお馴染みの五重塔と東金堂をみて、そのあと国宝
館へと直行する。気がはやるのは興福寺のシンボルであるとともに仏像の
大スター的な存在である‘阿修羅立像’との対面が待っているから。

仏像だが女優やタレント、まわりでみつけた美しい女性の肖像彫刻に見立て
もおかしくない。ふっくらした小顔に目、鼻、口がじつにバランスよくおさ
まっている。昔は若くして亡くなった女優の夏目雅子を連想したが、今なら
誰だろうか。この頃は小顔の女性が多くなってきたからひとりやふたりぐら
いはでてきそうな気がするが。

存在感抜群の‘薬師如来像頭部’にも圧倒される。はじめてお目にかかったと
きの印象は一家をとりしきる大祖母ちゃんのイメージだった。最後は息子
夫婦に‘この話はこうしなさい!’とびしっという。そういう年はとっても賢
い老人は世の中にたくさんいる。

‘金剛力士立像 阿形’は東大寺南大門の‘阿形’と並んで激しい感情表現では際
立つ作品。注目すべきは複雑な手の動き。ひねりがはいっているので体全体
に力強さだけでなく躍動感が生まれている。さらに腰から下につけている
衣裳が風で横になびいているのも見落とせない。

国宝館にある仏像はバラエティに富んでいる。ガツンとやられるのが‘天燈鬼’
と‘龍燈鬼’。頭がやけに大きい天燈鬼は体をぐいっと傾け‘ワッ,ワッ、’と声
をあげている。ユーモラスなことこの上ない。そして、上目づかいの可愛い
龍燈鬼。すぐにでもゆるキャラ専門の芸能プロダクションの稼ぎ頭になり
そう。

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