« 美術館に乾杯! 出雲大社・日御碕神社・三仏寺奥院(投入堂) | トップページ | 美術館に乾杯! 大乗寺 »

2019.11.08

美術館に乾杯! 金刀比羅宮

Img_0004_20191108223701

Img_0002_20191108223701
    金刀比羅宮本宮

Img_0005_20191108223701
    円山応挙の‘遊虎図’(1787年)

Img_0001_20191108223701
    円山応挙の‘瀑布古松図’(1794年)

Img_20191108223801
    伊藤若冲の‘花丸図’(1764年)

Img_0003_20191108223801
    高橋由一の‘豆腐’(1877年)

‘こんぴらさん’で知られる香川県琴平町の金刀比羅宮は一度訪問したことがあ
る。ここの思い出はなんといっても785段もある石段。今はかなりきつい
かもしれない。登りきった高台にあるのが本宮で北と東に広い眺望が開け、
讃岐富士が望める。

江戸絵画が好きな人には書院の障壁画は訪問のターゲットになっていること
だろう。2007年、嬉しいことに東芸大美に表書院と奥書院に描かれた
円山応挙(1733~1795)と伊藤若冲(1716~1800)の絵が
ごそっとやって来た。これをみた人はもう琴平に行く必要はない。

応挙の絵で印象深いのは‘遊虎図’と激しく流れ落ちる水がまるで生き物が
猛烈に突進してくるように思える‘瀑布古松図’。亡くなる1年前にこんなす
さまじい自然の勢いをみせつける風景画が描けるというのがすごい。

奥書院に描かれた若冲の花の絵はまるで花のデザイン帖。一つ々の花を根気
よく細かいところまで描けるなと感心する。そして、ところどころ穴の
あいた葉っぱがみられるのも若冲の観察眼の鋭いところ。

金刀比羅宮は洋画家の高橋由一(1828~1894)を支援していた。
それで由一の作品の3分の1にあたる27点の油絵が所蔵されている。その
なかにおやっとする作品がある。だれも描こうとはしないモティ―フの‘豆腐’。
絵画の可能性はこんな絵から豊かにふくらんでいく。

|

« 美術館に乾杯! 出雲大社・日御碕神社・三仏寺奥院(投入堂) | トップページ | 美術館に乾杯! 大乗寺 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 美術館に乾杯! 出雲大社・日御碕神社・三仏寺奥院(投入堂) | トップページ | 美術館に乾杯! 大乗寺 »