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2019.11.27

美術館に乾杯! 藤田美術館 その三

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     菱川師宣の‘大江山酒呑童子絵巻’(1692年)

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        円山応挙の‘蔦鴨図’(1766年)

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    長澤芦雪の‘幽霊・髑髏仔犬・白蔵主三福対’(18世紀)

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    竹内栖鳳の‘大獅子図’(1902年)

藤田美にある絵画は人気の高い‘紫式部日記絵詞’をはじめ江戸絵画や明治以
降の竹内栖鳳など幅広く作品を揃えている。菱川師宣(?~1694)のお
馴染みの画題‘大江山酒呑童子絵巻’で目が点になったのは源頼光らに刎ねられ
た酒呑童子の首が武将に襲いかかっているところ。あの‘見返り美人’の師宣
がこんなに激しかったとは。

円山応挙(1733~1795)の‘蔦鴨図’は待望の一枚。サントリ―美で
開かれた藤田美術館名品展(2015年)では絵の前に長くいた。波濤の荒
々しさと鴨の強く羽ばたく様がシンクロし画面に緊張感が走っている。絵の
存在を知ってからいつかこの目でと思っていたが、ようやくお目にかかれ
た。

長澤芦雪(1754~1799)の絵はちょっと不気味。真ん中が幽霊で
右は髑髏と仔犬の組み合わせ。そして、左は狐のような老女。芦雪も応挙の
影響で幽霊を描いたが、意表をついて幽霊と髑髏を一緒に描くところが
蘆雪流。

竹内栖鳳(1864~1942)のライオンの絵はまさに動物園にいるライ
オンそのもの。毛一本々までリアルの表現する栖鳳の圧倒的な画力は半端で
はない。動物好きな栖鳳ならではの作品である。

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