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2019.11.22

美術館に乾杯! 逸翁美術館 その一

Img_0001_20191122222701     大阪の池田市にある逸翁美

 

Img_20191122222701      ‘佐竹本三十六歌仙絵 藤原高光’(重文 鎌倉時代 13世紀)

 

Img_0004_20191122222701           俵屋宗達の‘飛鴨図’(17世紀)

 

Img_0002_20191122222701      尾形光琳の‘富士三保松原図’(18世紀)

 

Img_0003_20191122222701           尾形乾山の‘銹絵染付流水文手桶水指’(18世紀)

 

阪急宝塚線に乗って池田市にある逸翁美に出かけたのは14年前の2005
年の秋。日本美術の本にはときどきここに飾られている阪急電鉄の創始者
小林一三のコレクションが登場するのでいつか訪問しようと思っていた。
ここは小林一三(号逸翁)の屋敷だったところなので西洋なら邸宅美術館に
あたる美術館。

絵画では琳派や江戸絵画のいい絵が揃っているが、もっとも自慢の絵は
京博の‘佐竹本三十六歌仙絵展’(24日まで)に出品された‘藤原高光’であろ
う。昨年の秋、五島美であった‘東西数寄者の審美眼’にも五島美が所蔵する
‘清原元輔’と一緒に展示され多くの日本美術ファンの目を楽しませてくれた。

宗達は鴨の絵が得意で何点も描いている。琳派本には醍醐寺にある芦鴨図
がよく載っているが、角度をつけて下方に飛んでいく鴨をみれたのは幸運
だった。何年か前、ギッターコレクションにも菖蒲を背景にして飛翔する
鴨にも出会った。

尾形光琳(1658~1716)は‘寿老人図’と‘富士三保松原図’に遭遇し
た。長くみていたのは後者。同じような絵が手元の光琳本には載ってないの
で新鮮だった。富士山と三保の松原の距離が近すぎるがそれはご愛敬。また、
弟の尾形乾山(1663~1743)の‘銹絵染付流水文手桶水指’の存在
感にも圧倒された。なんでもない手桶水指が流水文の絵柄によっておしゃ
れアイテムになっている。

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