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2019.11.23

美術館に乾杯! 逸翁美術館 その二

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      円山応挙の‘嵐山春暁図’(18世紀)

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       長澤芦雪の‘降雪狗児図’(18世紀)

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     呉春の‘白梅図屏風’(重文 左隻 1790年)

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        与謝蕪村の‘暗夜漁舟図’(18世紀)

京都や大阪そして神戸を関西というくくりでみると(地元の人たちは嫌がる
かもしれないが)、京都で活躍した江戸絵画の絵師の作品はやはりこの地域
にある美術館に多く所蔵されている。逸翁美の名前を高めているのも人気の
絵師たちが描いた絵画。

円山応挙(1733~1795)の‘嵐山春暁図’は昨年五島美であった特別
展ではじめてお目にかかった。応挙の回顧展を運よく5回くらい体験したの
で、美術本にでてくる主要作品はかなり目に入った。でも、世の中は広い
ものでこの風景画には驚いた。応挙がこんな嵐山に桜が咲き誇る光景を描い
ていたとは。ブランド美術館ではいつもサプライズが待っている。

長澤芦雪(1754~1799)の‘降雪狗児図’も五島美での嬉しい展示
だった。背景を黒にして二匹の仔犬に雪を降らせるという発想がユニーク。
芦雪のスゴイところは構図のつくり方や画面の構成が普通の感覚をぐんと飛
び越えて意表を突くこと。長いこと縁がなかったこの可愛い犬にようやく
出会えたのはミューズのお陰である。

重文に指定されている呉春(1752~1811)の‘白梅図’の存在を知った
のはかなり前のことだが、展覧会になかなか登場しない。こういうときは
‘いい絵ほど美術館は出したがらない’という法則があてはまる。諦めてない
がこの先も鑑賞の機会がないかもしれない。

与謝蕪村(1733~1795)の‘暗夜漁舟図’は運よく2005年に訪問
したとき飾ってあった。舟から立ち上がる火の粉や煙は釣った魚を焼いてい
るのだろうか、それとも明りの代わりにしているのだろうか。記憶が薄れ
てきたのでわからない。

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