« 美術館に乾杯! 姫路城・鶴林寺・浄土寺 | トップページ | 美術館に乾杯! 神戸市立博物館 その二 »

2019.11.11

美術館に乾杯! 神戸市立博物館 その一

Img_20191111224301       神戸市立博物館

 

Img_0003_20191111224301     狩野内膳の‘南蛮屏風’(右隻 重文 16世紀末~17世紀初め)

 

Img_0002_20191111224301         ‘南蛮屏風’(左隻の拡大)

 

Img_0005_20191111224301     狩野宗秀の‘扇面京都南蛮寺図’(16世紀末)

 

Img_0001_20191111224301      ‘泰西王侯騎馬図’(部分 17世紀前半)

 

神戸を訪問したのこれまで4回くらいあるが、でかけた美術館は神戸市立
博物館と香雪美、そして白鶴美の3つ。神戸市博はドーリア様式の円柱が立つギリシャ神殿風の建物に圧倒された。神戸という街の風格を感じさせる光景である。

数多くある‘南蛮屏風’で最初に目に刷り込んだのが狩野内膳(1570~
1616)が描いたもの。そのためその屏風を所蔵しているここの博物館
も一緒に強く記憶された。本物を運よくここでみたかあるいはほかの
美術館で行われた企画展かはあやふや。右隻は港の荷揚げ風景、日本の
武将に喜ばれたというアラビア馬、檻の中には虎がいる。出迎えているの
は宣教師たち。左隻は旅立ち前の船の様子、象や外国の犬がおりここは
異国の港。

‘扇面京都南蛮寺図’を描いたのは狩野永徳の弟の狩野宗秀(1551~
1601)。信長の庇護のもと1576年に建てられた京都の南蛮寺
(教会)は天守閣風の3階建て。信長は好奇心旺盛な武将だったので南蛮
人から積極的に情報を得ようとした。ワインなどもぐいぐい吞んでいた
らしい。

‘泰西王侯騎馬図’はとても見ごたえのある戦う王様の肖像画。西洋画の
騎馬像を参考にしてセミナリオ系の日本人画家たちは上手に描いた。左が
神聖ローマ帝国皇帝で右がトルコ王。屏風の右半分にはもう二人モスクワ
大公、タルタル王が戦う場面が描かれている。

|

« 美術館に乾杯! 姫路城・鶴林寺・浄土寺 | トップページ | 美術館に乾杯! 神戸市立博物館 その二 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 美術館に乾杯! 姫路城・鶴林寺・浄土寺 | トップページ | 美術館に乾杯! 神戸市立博物館 その二 »