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2019.10.30

美術館に乾杯! 林原美術館 その一

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     岡山市の後楽園の近くにある林原美

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     ‘洛中洛外図屏風(池田本)’(重文 江戸時代 17世紀)

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  ‘獅子牡丹葵紋蒔絵調度 合貝’(1628年)

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   ‘鍋島 色絵桜御所車皿’(17世紀後半~18世紀前半)

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   ‘鍋島 色絵蜀江文皿’(17世紀後半)

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    逸見東洋の‘風神雷神図堆朱盆’(1911年)

岡山市で一番の観光スポットである後楽園の近くにある林原美は一度訪問し
たことがある。だいぶ前のことなので館内がどんなレイアウトだったか忘
れたが、立派な門構えはしっかり記憶にとどまっている。数多く出かけ
た日本美術の展覧会で林原美が所蔵する美術品に時々遭遇する。例えば、
2013年東博で開催された‘京都 洛中洛外図と障壁画の美’に岡山藩池田
家に伝来した洛中洛外図が出品された。まばゆいほどの金雲の金色が浮き上
がらせる京の華やかな光景が目に焼きついている。これは右隻で画面の中央
が御所。

合貝(かいあわせ)は蛤の貝殻を並べその形をみて対の貝をさがす女の子
の遊び。貝の内側には源氏絵などが極彩色で描かれている。‘獅子牡丹葵紋蒔
絵調度 合貝’は岡山藩主池田光政に嫁いだ本多家の姫君の婚礼道具。こんな
蛤が身近なところにあるとすごく楽しめそう。

この美術館は鍋島のコレクションでも有名。そのため、鍋島展があるたびに
定番の名品がずらずらっとでてくる。大変魅了されているのが大きな五寸皿
に御所車が見事にデザイン化されている‘色絵桜御所車文皿’。そして、リズ
ミカルに連続する文様が心地いい‘色絵蜀江文皿’にも思わず足がとまる。

逸見東洋(1846~1920)の‘風神雷神図堆朱盆’は驚愕の一品。堆朱
は赤く着色した漆を使った彫刻のことで、漆を塗り重ねて形にするのにとん
でもない手間がかかる。東洋は神業的な超絶技巧を駆使し横30cm、縦
24cm、厚さ3cmの盆を仕上げたが、6年もかかった。

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