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2019.10.27

美術館に乾杯! 岡山県立美術館 その一

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    牧谿の‘老子図’(重文 南宋時代 12~13世紀)

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    玉澗の‘廬山図’(重文 南宋時代 12~13世紀)

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    雪舟の‘倣玉澗山水図’(重文 室町時代 15世紀)

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    雪舟の‘雪景山水図’(室町時代 15世紀)

岡山県立美術館のある場所が岡山市のどのあたりだったか薄れてきているが、
確か県庁か市役所の近くだったような気がする。ここで五島美術館の名品展
が開催されたとき出かけ常設展示も併せてみた。日本画の場合、同じ絵を長
く期間展示することはないのでほかの美術館で開かれた特別展にこの美術館
から出品されたものが飾ってあったかはまるで覚えていない。

牧谿展や南宋絵画展が企画されるとこの美術館が所蔵する牧谿の‘老子図’は
よく登場する。この絵は2013年に重文に指定された。口のまわりや顎に
無精ひげをはやした人にでくわすことはままあるが、この老子のような長い
無精鼻毛をした人物は普段の生活ではほとんどみない。こうも鼻毛が長いと
なにか汚らしい感じだけが残る。

牧谿同様、南宋時代に活躍した玉澗も日本の画家たちに大きな影響を与えた。
‘廬山図’は2点ある真筆のひとつ。3つの山を墨の濃淡や筆使いを変え、霞が
かかる深淵な情景を描いている。この絵を模写したものが根津美にある。

雪舟(1420~1506)は備中国赤浜(岡山県総社市)に生まれた。
だから、35歳頃から移り住んだ山口の県立美に雪舟が飾ってあるように岡山
県美も‘倣玉澗山水図’と‘雪景山水図’を所蔵している。‘倣玉澗山水図’は中国
の画家たちの絵を模写したもの。9図残っているが、雪舟は全部で12枚
模写している。‘雪景山水図’は拙宗等楊と名のっていた頃(46歳以前)の
作品。

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