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2019.10.26

森アーツセンターギャラリーの‘バスキア展’!

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      ‘無題’(1982年)

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      ‘シー’(1985年 世田谷区美)

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      ‘オニオンガム’(1983年)

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      ‘自画像’(1984年)

六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されている‘バスキア展’
(9/21~11/17)をみてきた。画風がフランスのデュビュッフェ
(1901~1985)に似ているバスキア(1960~1988)は
その名前はインプットされてはいるものの本物の作品をみたのは両手に
満たない。少ない鑑賞体験に比例して作品の印象が薄いかというとその逆で
人物のむき出しの歯や頭蓋骨が目に強く焼きついている。

関心の高い回顧展だったので楽しみにしていたが、チケット売り場で
2100円という入館料の高さに気分がそがれた。現代アートの展覧会では
入館料が高いことや図録にべらぼうな値段がついているのはいつものこと。
この調子だと図録は5000円くらいとふんでいたが、これはいいほうに外
れ許容範囲の3100円。すぐ購入した。

会場に飾られていた絵画やオブジェ、ドローイングは予想を大きく上回って
いた。絵画は全部で130点。こんなにでているとは思わなかった。進んで
いくうちに子どものお絵かきのようなモチーフの平板な表現に目が慣れ、
言葉ありコラージュありの奔放な画面構成に強く惹かれていった。

ほじめのコーナーにどこかでみた作品がでてきた。2年前ニュースにもなっ
たZOZOの前社長前澤氏が手に入れた‘無題’。目の覚める青の背景に浮かび上
がる骸骨のような頭。ふつうなら重いイメージを産む黒の太い輪郭線、これ
が青との対比により暗さが消えものの存在感を強くアピールする力に変わっ
ている。

ほかでは世田谷美蔵の‘シー’と‘自画像’を長くみていた。28年しか生きられ
なかったバスキアの写真をみて思い浮かんだのが2日前開幕したNBAに
新人デビューした八村選手。二人が似ていることでバスキアへの親近感が増
してきた。さらに、バスキアが日本のことを絵の題材にしているのが興味を
そそる。

‘オニオンガム’はおもしろい作品。メイドインジャパンとあるのは玉ねぎ
風味のガムが日本製であることをいってるが、バスキアは日本で実際にこん
なガムに出会ったのだろうか。それとも遊びなのか。日本の話がいろいろで
てくる、なぜか100YEN、、、500YEN、、、6000YENとYENという
文字だけが並んでいる絵、おりがみのコラージュ、バスキアが日本と深くか
かわっていたことは知らなかった。

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