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2019.09.26

美術館に乾杯! 毛利博物館

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     毛利博物館正面

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    雪舟の国宝‘四季山水図(山水長巻)’(1486年)

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    円山応挙の‘鯉魚図’(江戸時代中期18世紀)

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    狩野芳崖の‘福禄寿図’(明治時代19世紀)

山口県防府市にある毛利博物館で雪舟(1420~1506)の最高傑作で
ある国宝‘四季山水図(山水長巻)’みるのは水墨画好きにとっては大きな夢。
転勤で広島に住むことになり雪舟がぐんと近くなった。実物が公開されるの
は特別展(11/1~11/23)が開催されるときだけ。喜び勇んでクルマ
を走らせた。

毛利邸が博物館となり周りのすばらしい庭園をみながら雪舟の水墨画もみれ
るのだから贅沢な芸術鑑賞である。土日に出かけても展示室は大勢の人で混
み合っているということはなく、ガラス越しに16mもある‘山水長巻’をじ
っくり自分のペースでみることができた。これは23年くらい前の話だが、
現在はどうだろうか。

描かれているのは春夏秋冬と四季の移り変わりとともに情趣が変わっていく
中国の山水の風景。これは雪舟が67歳のときの作品。上は春の頃で高士と
童子が石橋の上を歩いている。まわりの岩は鉈でざくざくっと削ったような
感じで力強い表情が印象に残る。真ん中は全体の中間あたりで右には洞窟の
なかで座りこむ二人の人物がみえ、その左には七重塔が現れる。下は山のな
かの村の賑わいの光景、季節は秋。たくさんの大人や子どもがおり、驢馬に
乗っている人物もいる。この絵のなかではもっともカラフルで赤や青、緑が
着物や岩、木々に使われている。墨の美だけでなく綺麗な色まで一緒に楽し
めるのだから最高の気分。

ここは円山応挙(1733~1795)の晩年の作‘鯉魚図’と狩野芳崖
(1828~1888)の‘福禄寿’も所蔵している。実際にみたのは特別展の
ときではなく、東京であった展覧会。ともに大変魅了された。
    

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