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2019.09.24

美術館に乾杯! 山口県立美術館 その一

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     復元された山口の雲谷庵

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    雪舟の‘倣高克恭山水図’(重文 1474年)

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    雪舟の‘倣季唐放牛図’(重文 15世紀)

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    狩野芳崖の‘羅漢図’(19世紀)

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   狩野芳崖の‘懸崖飛沫図’(19世紀)

広島にいたときクルマで山口市にある山口県美や萩の浦上記念美へよくでか
けた。山口県美は県庁のすぐ近くにありアクセスはとても楽。とくに印象深
い展覧会は雪村展(2002年)と香月康男展(2004年)、いい回顧展
に遭遇できたのは生涯の思い出。

山口県では嬉しいことに画聖と呼ばれた雪舟(1420~1506)の絵を
山口県美や毛利博物館(防府市)でみることができる。雪舟が京都から大内
氏の居所、山口に下ったのは35歳のころ。ここに雲谷庵というアトリエを
構えて絵筆をふるっていた。

中国の二人の画家のスタイルにならった‘倣高克恭山水図’と‘倣季唐放牛図’は
ともに重文指定。雪舟は中国にでかけて山水画をならったが、前のめりにな
ることはなく自分の画風で十分と思ったくらいだから、こうした絵は高い
レベルの山水画を描くための筆馴らしだったのかもしれない。

下関市美同様、ここにも狩野芳崖(1828~1888)の絵がある。
2008年東芸大美で開催された回顧展には4点出品された。お気に入りは
ダイナミックに飛び回る龍や虎とそれに呼応するような荒々しい形の波濤や
雲の動きが印象的な‘羅漢図’と芳崖お得意の先が鋭くとがった岩々が空間に
緊張感を与えている‘懸崖飛沫図’。

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