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2019.09.10

美術館に乾杯! 鹿児島 長島美術館 その二

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    ドガの‘水浴’(1894年)

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    マイヨールの‘地中海’(1902~05年)

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    ‘錦手群猿図双耳花瓶’(19世紀後半)

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    ‘金襴手竹藤絵扁壺’(19世紀後半)

日本では印象派の人気が高いので例年のように展覧会が開催される。そのた
め、印象派およびポスト印象派のオールスター画家だとスーラを除いてほと
んど回顧展に遭遇した。回数の多いグループがモネ、ゴッホ、ルノワール、
ロートレック、そう頻繁にはないのがマネ、セザンヌ、ドガ、ゴーギャン。

ドガ(1834~1917)は2010年横浜美で行われた1回だけ。その
とき長島美から出品されていたのが‘水浴’。ドガの描く裸婦は動きがあるの
が特徴。この絵ではタオルで首筋を拭く仕草によって一瞬の動きをとらえて
いる。これは裸婦図というよりは風俗画、ドガの日常風景をみる眼はとても
鋭い。

彫刻はどの美術館でも記憶に残ることが多い。どんと置いてあったのはマイ
ヨール(1861~1944)の代表作‘地中海’。裸婦の立体的な形が目の
前に現れるとつい記念写真でも撮りたくなる。昨年でかけたオスロの国立美
ではムンクの‘叫び’の前で皆写真を撮ってもらっていた。でも、こういう光景
は絵画の場合、あまり一般的ではなく名画を一心不乱にみている人が多い。

2室にどどっと展示してあった薩摩焼が目に焼きついている。白薩摩と黒物
があり、惹きこまれるのは貫入の入った象牙色の素地に錦手や金襴手などの
絵付けを施した白薩摩。モチーフになっている猿の群れは絵画をみているよ
う。また、金襴手の扁壺に描かれた流水の上に垂れる藤のきれいなこと!

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