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2019.09.13

期待値以上の‘美濃の茶陶’展!

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     ‘志野山水文鉢’(16~17世紀 愛知県陶磁美)

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     ‘鼠志野茶碗 銘横雲’(16~17世紀 野村美)

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   ‘黄瀬戸大根文輪花鉢’(重文 16~17世紀 相国寺)

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    ‘織部扇面形蓋物’(17世紀)

昨年秋に根津美で開催された‘新・桃山の茶陶’をリレーするように現在、サン
トリー美では‘美濃の茶陶’(9/4~11/10)が行われている。やきもの展
を開催して愛好家の注目を集めるのは根津、五島、出光、サントリー。自分
のところに名品を数多く持っているのでよそからもいいものが集まってくる。

今回サントリーが焦点をあてているのは桃山時代の16~17世紀、岐阜の
美濃で焼かれた‘黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部’。根津のときと同様に定番の
名品がずらっと並んでいる。これは圧巻!まず出迎えてくれるのが国宝の
‘志野茶碗 銘卯花墻’(三井記念美)。そして、ともに重文の‘鼠志野茶碗 
銘峯紅葉’(五島美)と‘鼠志野茶碗 銘山の端’(根津美)もある。

はじめてみるものもたくさんでてくる。やきものは奥が深いから展覧会に顔
を出すたびにあらたな名品と遭遇する。思わず足がとまったのが‘志野山水文
鉢’、こういう絵柄は染付によく登場するが志野との相性も悪くない。鼠志野
の魅力は抗しがたいものがある。そのため、再会した‘銘横雲’に吸いこまれる。

一番の収穫は相国寺が所蔵する‘黄瀬戸大根文花鉢’、大根がこれほどインパ
クトのある文様になるとは。これからは大根を軽くみれなくなった。
織部の緑に魅せられ続けている。扇面形蓋物、四方鉢、手鉢、耳付花入、沓
茶碗、向付、軽やかで新感覚の文様と緑の釉薬が目を楽しませてくれる。
造形的にカッコよく映る扇面型蓋物を長くみていた。

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