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2019.09.29

美術館に乾杯! 島根県立美術館 その一

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  シャヴァンヌの‘聖ジュヌヴィエ―ヴの幼少期’(1875年)

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  モネの‘ポルト・ダヴァルと針岩’(1886年)

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    ゴーギャンの‘水飼い場’(1886年)

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   シニャックの‘ロッテルダム、蒸気’(1906年)

2015年にひとつの‘事件’ともいえるような展覧会がBunkamuraであ
った。それは日本での知名度は決して高くないフランスのシャヴァンヌ
(1824~1898)の回顧展。見終わったあと手に入れた図録をみると、
東京展が終わると島根県立美に巡回するとある。それで合点がいく。会場に
島根県美が所蔵する‘聖ジュヌヴィエーヴの幼少期’が展示してあったのはそ
のためかと。

シャヴァンヌの作品を最初に見たのはオルセー、日本にもやって来た‘貧し
き漁師’などと対面したが、この絵の凄さがわかったくるのはここをまた訪
れたあとのこと。オルセー以外の美術館では運がいいことにワシントン
ナショナルギャラリーやフィラデルフィア美、メトロポリタンでもお目に
かかることができた。

回顧展にもワシントンナショナルギャラリーでみたものが出品されていた。
そうした作品と一緒に島根県美がもっているパリの女性守護聖人ジュヌヴ
ィエーヴの物語の一枚を描いた壁画用の絵が並んでいるのだから、ちょっ
と誇らしい気分になる。

モネ(1840~1926)の‘ポルト・ダヴァルと針岩’はノルマンディー
地方のエトルタで観光名所になっている奇岩をよく描かれる場所とは反対
側からとらえたもの。モネ展が行われるときはこの絵は定番の一枚として
召集される。いつかここを訪問することを夢見ている。

日本にあるゴーギャン(1848~1903)は大原の‘かぐわしき大地’が
すぐ思い浮かぶが、ここの‘水飼い場’はほかにも数点あるゴーギャンの一枚。
もとは松方コレクションだったもので中央の大きく描かれた2頭の牛が強
く印象に残る。

シニャック(1863~1935)の‘ロッテㇽダム、蒸気’はお得意の点描
で表現した海景画。蒸気船が港にたくさんおり、白い蒸気が風に吹かれて
一面に漂っている。港の活気がそのまま伝わってくる。

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