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2019.08.03

美術館に乾杯! 大原美術館 その一

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Img_0004_20190803221801    エル・グレコの‘受胎告知’(1600年)

Img_0003_20190803221801   セガンティーニの‘アルプスの真昼’(1892年)

Img_0001_20190803221801      モネの‘積み藁’(1885年)

Img_20190803221801       モネの‘睡蓮’(1906年)

 

シリーズ‘美術館に乾杯!’は海外にある美術館は昨日の大英博をもって
終了したので、パートⅡの日本の美術館にシフト。まずは西日本にある
美術館から。トップバッターは広島にいるときよくでかけた倉敷の
大原美術館。

美術館へはJR倉敷駅から徒歩で15分くらいで到着する。日本で最初に
できた西洋絵画を展示する美術館だから建物全体に風格がある。ここに
飾ってある作品でとびっきり有名なのがエル・グレコ(1541~
1614)の‘受胎告知’。エル・グレコの緑に魅せられてMyカラーが
緑&黄色になったというほどグレコにのめりこんでいる。黄色はゴッホ
のイエロー・パワーの影響。

画家との相性が強くなるきっかけは回顧展との遭遇。1986年、西洋
美で大規模な‘エル・グレコ展’が開催された。ここに大原の‘受胎告知’と
同じ構図の別ヴァージョンの作品(ブダベスト美蔵)が一緒に並んで
展示された。そのときの印象はひいき目の評価がはいっているが大原の
ほうに軍配が上がった。そのため、あらためてこの絵の価値を知り日本
にあることを誇らしく思った。

セガンティーニ(1858~1899)の‘アルプスの真昼’ははじめて
お目にかかったときはセガンティー二という画家のことが十分にわかっ
ていなかったので、前のめり状態でみたというのではなかった。この
絵が傑作だなと感じるようになったのは鑑賞した作品の数が増えたころ。
そして、セガンティー二との距離がぐっと縮まったのが新宿の損保ジャ
パン美で開かれた回顧展(2011年)。なんと‘アルプスの真昼’が2点
並んだ。大原のものとセガンティー二美(スイス、サンモリッツ)が
所蔵する最初に描かれたヴァージョン。これは楽しい!

大原にあるモネもよく印象派展やモネ展に出品される。9/23まで
開催される西洋美の‘松方コレクション展’に‘積み藁’がどんと飾ってある。
もう一点、‘睡蓮’も傑作。これがコレクションをつくりあげるのに奮闘し
た児島虎二郎の審美眼のスゴイところ。

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