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2019.08.22

すっきりアート ‘ジュリアン・オピー展’!

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   ‘ニューヨークで歩く人たち’(2019年)

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   ‘動画 歩く人たち’(2018年)

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    ‘テレフォン’(2018年)

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    ‘川3’(2019年)

新宿の初台へ出かけ‘ジュリアン・オピー展’(7/10~9/23)をみてき
た。この個展が開かれているのは東京オペラシティにあるアート
・ギャラリー。ここへは2回くらい来た覚えがあるが、かなり前のことだ
から‘初台駅’がてっきり京王線にあるものだと勘違いしてしまった。その
ため長く歩くことになりようやく京王新線のホームに移動。駅に着きガイ
ダンスに従って進んでいると見覚えのある東京オペラシティがみえてきた。

アート・ギャラリーには11時の開館の2分前に着いた。てっきり10時の
開館だと思っていたが、どういうわけかここは11時開館。2つ目の間違
いだが、こっちのほうはタイミングからいうと好都合のミスだった。さて、
気になるジュリアン・オピー(1958~)、今年60歳だそうだ。名前
は知っているが作品をみたのは1点しかない。かなり前にあったMoMA展で
お目にかかったような気がする。色がスッキリしていたような記憶が残
っているが、どんな作品だったかまったく忘れている。

展示室に入るといきなり大画面が現れた。描かれているのは街を歩く人
たち。真横から見た体の輪郭は黒の太い線でとられ、衣服はすっきりした
色合いが横に並んでいる。顔には目も口もなく、手の指も靴もないが、皆
リズミカルに進んでいる感じ。そのシンプルさとすっきり感によって生み
出されたリアリズムがとても新鮮に映る。いっぺんに嵌った!

多くの作品は歩く人たち。画面の断面を横に立ってみると色彩の積み重ね
がレリーフ状になっている。浮世絵の多色摺りをキャンパス上でやってい
るようなもの。絵画のほかに動画にも通行人は現れる。スピードがあり
映画をみているようで、いろんな個性をもった人たちが目の前を動いて
いく。さらに、青銅の板で作られた‘テレフォン’にも足がとまる。近づい
てみると足や手、顔、そしてバッグ、アイフォンは中がくり抜かれている。
ただの穴の開いたオブジェなのだが、離れてみると命が吹きこまれ生き生
きしてくる。それは背後にある部屋の壁の色が腕や足につくから。これは
おもしろい!

3点あった風景画にも吸いこまれた。例えば‘川3’、これほどスキッとした
風景画は見たことがない。もうひとつの風景では空の鳥が画面に穴を開け
たり鳥の形をした小さな作り物をぺたっと張ることによって表現されて
いる。ほかの作品をもっとみたくなった。

ジュリアン・オピー、やるじゃない!これからつきあっていくことにした。

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