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2019.08.04

美術館に乾杯! 大原美術館 その二

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   ゴーギャンの‘かぐわしき大地’(1892年)

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     モローの‘雅歌’(1893年)

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  マネの‘薄布のある帽子をかぶる女’(1881年)

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   セザンヌの‘風景’(1888~90年)

大原には古典絵画のお宝エル・グレコの‘受胎告知’に加えもう1点スゴイ絵が
ある。ゴーギャン(1848~1903)の傑作‘かぐわしき大地’、ゴーギ
ャンの画集には欠かせない作品であり、2010年の10月から翌年の春に
かけてロンドンのテート・モダンとワシントン・ナショナル・ギャラリーで
開催された大ゴーギャン展にも出品された。

タヒチモード全開のこの絵の前に立ったとき、ドキッとしたのが赤い翼をし
たトカゲ。どうしてトカゲに翼があるの?この発想にまず驚いた。そして、
タヒチ女が手にしている花の薄紫の花びらの軽やかさにも視線が釘づけ
になった。こんないいゴーギャンが日本でみれるのだから幸せというほか
ない。

今年は春にパナソニック汐留美でパリのモロー美が所蔵する代表作‘出現’
が公開されたので、モロー(1826~1898)の作品を美術本でよくな
がめている。そこにでてくるのが大原の‘雅歌’。これは小品の水彩画なのに、
アラビア風の衣装をまとった女性が刺激的な鋭い目をしているため出現の
サロメ同様、心がザワザワしてくる。

マネ(1832~1883)の‘薄布のある帽子をかぶる女’は最晩年に描か
れたパステル画。ざざっとした荒々しい筆致だが、絵からちょっと離れてみ
ると女性の印象をよくとらえていることがわかる。セザンヌ(1839~
1906)の‘風景画’には角々した家がモザイク画の模様のように表される
ことが多い。屋根の赤が点在する風景は小気味がよく穏やかな気分になる。

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