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2019.07.20

三国志はおもしろい!

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   ‘関羽像’(明時代・15~16世紀)

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   ‘銅鼓’(三国~南北朝時代・3~6世紀)

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  ‘罐’(後漢~三国時代・3世紀)

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   ‘虎形棺座’(三国時代・3世紀)

中国美術で関心を寄せている一番のものは青磁とか青銅製の大きなもの。
今東博で行われている‘三国志展’(7/9~9/16)にそれらがどのくらい
期待できるか見当がつかなかったが、入館してみると結構楽しめた。
そして、驚いたのはまわりに中国人観光客が大勢いたこと。彼らにとっ
ても三国志の話はおもしろいのかもしれない。

青銅でつくられた‘関羽像’はすばらしい出来映え。三国志物語に登場する蜀
の豪傑のなかで関羽は頼れる兄貴という存在。高校生のとき夢中になって読
んだ吉川英治の‘三国志’で関羽の武勇伝のくだりがでてくるたびにその強さ
に感嘆。関羽のイメージとぴったり合う像だった。

大きな青銅の鼓に思わず足がとまった。鼓の縁のまわりに蛙、騎馬人物像、
鳥がいるが、もっともインパクトがあるのが大きな蛙。全部で4匹。蛙は
特別の意味があるのだろうか。これは大きな収穫、やはり細工のいい青銅製
のものは魅了される。

今回のお目当てはじつは曹操の高陵から出土した白磁の‘罐’。これをみるた
めに出動したといっていい。見飽きさせない丸みのある形が心を揺すぶる。
こんないい白磁が曹操の墓にあったというのはサプライズ。大好きな三国志
と白磁がセットでお目にかかれるのだからいうことなし。

最後の展示室にとても興味を惹くものがあった。呉の墓におかれた‘虎形棺座’、
直方体の石材の両端に虎の顔と足が彫られている。顔の正面に立つと大きく
あけた口のなかには舌までしっかり表現されている。はじめてみる刺激的な
造形に遭遇するのは楽しい。長くみていた。  

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