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2019.06.19

美術館に乾杯! オルセー美 その一

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     オルセー美

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     館内

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    アングルの‘泉’(1856年)

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    カバネルの‘ヴィーナスの誕生’(1863年)

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    ブーグローの‘ヴィーナスの誕生’(1879年)

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  シャセリオーの‘ローマの浴室(テピダリウム)’(1853年)

海外のブランド美術館で日本と相性がいい美術館がいくつかある。例えば、
アメリカのボストン美やロシアのエルミタージュ美は何度も名画展が開か
れている。そして、パリのオルセー美やルーヴル美も名品を気前よく貸し
出してくれる。オルセーは大規模改装工事があったため2010年に4回
目の展覧会が国立新美で行われた。

わが家は2010年以降パリ旅行が途絶えているため、新オルセーの展示
スタイルがどう変わったのかはTVの美術番組で流れた断片的な情報を知る
のみ。早く新オルセーを把握しようと思いつつ、予定の旅行オプションが
しっかりできているためパリがちょっと遠い。今は作品を十分みたので
そのうちにという気分になっている。

印象派以前の絵画で強く印象に残る作品というとやはりアングル
(1780~1867)の‘泉’、美術の教科書でみたこの裸婦が強烈に胸
に刻まれているのではじめて会ったときは感慨深かった。アングルのイメ
ージはルーヴルにある‘グランド・オダリスク’よりもこの絵によってつく
られている。

2010年の展覧会のときやって来たカバネル(1823~1889)
の‘ヴィーナスの誕生’ははじめのころは横たわるヴィーナスと海の波の
融和がいまひとつしっくりこなかったが、だんだんそれには目をつぶり
肌の白さや可愛い天使を楽しむようになっている。

同じテーマを描いたブーグロー(1825~1905)の大きな絵は
ローマのヴィッラ・ファルネージにあるラファエロの‘ガラテアの勝利’が
すぐ頭に浮かぶ。また、このヴィーナスがアングルの‘泉’を意識している
のも明らか。カバネルにしろブーグローにしろオルセー以外の美術館で
お目にかかることはないので、目を惹く作品はずっと記憶に残る。

アングルの弟子なのに途中からドラクロワの色彩にのめりこんでいった
シャセリオー(1819~1856)の‘’ローマの浴室(テピダリウム)
はとても賑やかな一枚。絵の題材は古代ローマの風俗をとりあげている
が、ここにいる女性たちはオリエンタリズムの雰囲気を漂わせている。


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