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2019.05.12

東博の‘美を紡ぐ 日本美術の名品’!

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Img_0001_53      長澤芦雪の‘花鳥遊魚図巻’(18世紀 文化庁)

 

Img_0003_46      円山応挙の‘牡丹孔雀図’(1776年 三の丸尚蔵館)

 

Img_0002_49      与謝蕪村の‘新緑杜鵑図’(重文 18世紀 文化庁)

 

Img_0004_23      宮川香山の‘黄釉銹絵梅樹図大瓶’(重文 1892年 東博)

昨日は午前中、東博へ出かけた。お目当ての展覧会は平成館でやっている
‘東寺展’ではなくて本館の1階と2階を使って行われている‘美を紡ぐ 日本
美術の名品’(5/3~6/2)。じつは当初これは鑑賞の予定に入ってなか
ったが、チラシに載っているある絵が行動を変えさせた。それは長澤芦雪
(1754~1799)の‘花鳥遊魚図巻’。

これまで芦雪の回顧展は2度体験したがこの文化庁が所蔵する図巻は出品さ
れなかったし、手元の芦雪本にも載っていない。だから、気になってしょ
うがなかった。こういうときは1点買いでも足を運ぶというのはMy鑑賞ス
タイル。過去、芦雪の描いた図巻で心を奪われた千葉市美蔵の‘花鳥蟲獣
図巻’は長さ3.7m、これに対し‘花鳥遊魚図巻’は3倍の11.1m。その
ため、夢中になってみてしまう。お得意の雀からはじまり仔犬、啄木鳥、
そして馬鹿デカい鯉、そのあとはたくさんの小さな魚がつづき、最後はナマ
ズ。本当にいいものをみた。

こんほかは多くがすでにみたものなので、スイスイと4つの部屋を回った。
どれも名品だが、つい足がとまったのが円山応挙(1733~1795)の
‘牡丹孔雀図’や与謝蕪村(1716~1783)の‘新緑杜鵑図’。久しぶりに
みたが、昨年白内障を手術して視力がぐんとアップしたので薄みどりや濃い
青がすごく鮮やかにみえる。手術のお陰で展覧会鑑賞が以前にも増して楽し
くなった。

今回嬉しい展示があった。それは宮川香山(1842~1916)の‘黄釉
銹絵梅樹図大瓶’。これは香山の後期の代表作で重文に指定されている。
これまで何度もお目にかかっているのに、この美しい形をした大瓶の絵葉
書がミュージアムショップにない。そのため、鑑賞の余韻を形で味わえなかっ
た。だが、これからは図録があるため作品の印象をリフレインできる。

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