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2019.04.20

美術館に乾杯! ウフィツィ美 その七

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     ベリーニの‘聖なる寓意’(1490~1500年)

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     ティツィアーノの‘フローラ’(1576年)

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     ティントレットの‘レダと白鳥’(1555年)

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     ヴェロネーゼの‘聖家族’(1554年)

ヴェネツィアに出かけアカデミア美や聖堂に足を運ぶと誰しもヴェネツィア
派の魅力の虜になる。そして、ヴェネツィアからそう遠くないミラノのブレ
ラ美でもティントレットらの傑作が目を楽しませてくれる。では、ウフィツ
ィではどうか。もちろん役者は揃っている。

ヴェネツィア派の大親方、ジョヴァンニ・ベリーニ(1434~1516)
が描いた‘聖なる寓意’は今だに解釈の定まらない謎の絵。静かな水辺の風景
に幼子イエスや聖母、聖人たちがほどよい間隔をあけて横に広がる形で描
かれている。中景にせり出した岩の崖の向こうに目をやると、ここにも白
い衣装を着た男女とロバを引く農民がいることに気づく。いくつもの物語
がありそうだが、それがどうつながっているかはわからない。

ティツィアーノ(1485~1576)は‘フローラ(花の女神)’と‘ウル
ビーノのヴィーナス’が有名。ともに日本にやって来た。ウフィツィはアメ
リカのボストン美同様日本との相性が非常によく所蔵する名画を気前よく
貸し出してくれる。だから、海外へ行く機会がなかなかつくれない若い
サラリーマン(とくに結婚していると)の人はじっと待っているとウフィ
ツィのルネサンス絵画をかなりの数お目にかかれるかもしれない。

ティントレット(1519~1594)の‘レダと白鳥’とヴェロネーゼ
(1528~1588)の‘聖家族と聖バルバラ、幼い洗礼者聖ヨハネ’も
2年前に行われたルネサンス展に出品された。ティントレットがダ・ヴィ
ンチの描いたモチーフに挑戦していたのは意外だった。

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