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2019.04.27

美術館に乾杯! スフォルッア城市博

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     スフォルツァ城

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   ミケランジェロの‘ロンダニーニのピエタ’(1564年)

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     マンテーニャの‘聖母と聖人’(1497年)

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     フォッパの‘聖母子’(1460年)

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     ロットの‘若者の肖像’(1524~27年)

ミラノ観光の定番スポットになっているのが1450年に城兼要塞として建
てられたスフォルツァ城(入城は無料)、外観はいかめしいイメージだが中
にある市立博物館に行くとだんだん美術品鑑賞モードになる。

ここでのお目当てはミケランジェロ(1475~1564)が88歳で亡く
なる6日前までノミをふるい続けた‘ロンダニーニのピエタ’、84歳のとき
彫りはじめたが、顔は完成せず荒々しいノミのあとが残っている。じっとな
がめてミケランジェロがつくったピエタ3部作を全部みたなと感慨にふけっ
ていた。

絵画の展示ではヴェネツィア派やミラノに近い都市で活躍した画家の絵が多
くあった。足がとまったのはマンテーニャ(1430~1505)の‘聖母と
聖人’、お馴染みのモチーフの宗教画だが、ほかとはちょっとちがう描き方に
気づく。それは聖母マリアのまわりにどどっといる天地たち。描かれている
のは顔だけ。まるで左右の木になる果物とコラボするように聖母を崇めて
いる。

この天使の福々しい丸顔と重なるのがフォッパ(1427~1515)の
‘聖母子’、この画家の作品を見る機会が少なく、ブレラ以外の美術館でみた
という記憶がない。ブレラの聖母子にも魅了されたが、ここの絵もいい。

ミケランジェロのピエタのはかにもう一点インパクトが大きかった絵があっ
た。ヴェネツィ生まれだがいろんなところを旅して絵を描いたロレンツォ
・ロット(1480~1556)の‘若者の肖像’、この若者の視線は強烈。
鼻筋の通った横顔は内面性が強くうかがわれ、近づきがたい空気が流れて
いる。

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