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2019.03.03

美術館に乾杯! デルフォイ博

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Img_0001     ‘デルフォイの御者’(紀元前475年)

Img_0005      ‘デルフォイの御者’(拡大)

Img_0006     ‘ナクソス人のスフィンクス’(紀元前560年)

Img_0003     ‘アポロン’(紀元前550年)

Img_0004     ‘アンティノウスの像’(130~38年)

ギリシア旅行のなかで特別な思い入れがあったのがパルナソス山の中腹にあるデルフォイ遺跡。ガイドブックに載っているアポロンの神殿、へその石、劇場などをみてまわりながら、判断に悩む古代のギリシア人が最後に頼ったデルフォイの神託に今お願いするとしたら何があるか、考えたりした。

ツアーはこの後デルフォイ博に入館する。ここにサプライズのブロンズ像があった。クラシック期の傑作‘デルフォイの御者’、目が点になるのが御者の目のまつげ、こんな細かいところまで手をいれてる彫像はみたことがない。色のついた石の目とまつげがこれほど見事だとほかの彫像がみれなくなる。

高さ2.3mもある‘ナクソス人のスフィンクス’も目に焼きついている。スフィンクスというとエジプトのカイロのあるものがすぐ浮かぶが、こんな小ぶりのスフィンクスも悪くない。モローの絵にスフィンクスがでてくるが、参考にしたのはギリシアの彫刻だろう。

象牙と金で制作されたアポロン像の頭部はパッとみるとエジプトの神官のイメージ。目、鼻、口はいずれも大きく存在感はすごくある。そのため、ロマンチックなイメージをもつアポロンとのちがいが気になる。横には同じつくりの女神アルテミスがいた。

最後の11室にある‘アンティノウスの像’はローマ時代につくれたもの。ご承知のようにアンティノウスは14代皇帝ハドリアヌス(在位117~138年)の愛した青年。アウグストゥスとハドリアヌスを除いてもっとも多く残っている大理石像、ローマのカピトリーノ美でもみたが全部で100体くらいあるらしい。

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