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2019.03.06

美術館に乾杯! ペルガモン博 その二

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Img     ‘イシュタール門’(紀元前6世紀初め)

Img_0002     ‘イシュタール門正面の竜と雄牛のレリーフ’

Img_0003     ‘ネブカドネザル二世の南宮殿謁見の間’

Img_0001     ‘バビロンの神々の行列街路’

‘ペルガモンの大祭壇’で遭遇したすばらしいヘレニズム彫刻と同じくらい強く心を打ったのが新バビロニア王国のネブカドネザル二世が建築した‘イシュタール門’。釉薬を使って焼成された青い煉瓦の美しさが目に焼きついている。

これが復元されているのは博物館の正面右の建物。ドイツの考古学隊がバビロンでこの都市防衛のために築かれた‘イシュタール門’を発掘したのは1902年。紀元前539年、アケメネス朝ペルシャに滅ぼされたあと長い間土と砂に埋もれていたが、帝国の栄光が再び蘇った。

壁面は花模様で縁取られ、雄牛や竜の浮き彫りが門のセンターを境にして鏡合わせのように向き合い、整然と描かれている。動物を主役にした装飾はこの前の‘バビロンの神々の行列街路’でさらにパワーアップする。壁の上を悠然と歩くライオンの姿はバビロンの守護神女神イシュタールのシンボルでもある。

イスラムの教会のなかにいるのかと錯覚するのが幾何学模様と花を連想させる豪華な装飾の割合が多い‘ネブカドネザル二世の南宮殿謁見の間’。これは‘イシュタール’のすぐ横に復元されている。

これまでみたメソポタミア文明の遺跡で圧倒的な存在感をもっているのは大英博でみたアッシリア帝国の守護神‘人面有翼守護像(ラマックス)’(紀元前888年~859年頃)。そして、ペルガモンで模様として大変魅力のある竜やライオンと出くわした。両方みれたのは生涯の喜び。

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コメント

地図も載せて戴いてますので、うれしいです。
行った時の
記憶の呼び戻しが少し楽に出来ます。
イシュタール門に驚き、驚きすぎて
‘お芝居の中’を歩いているようでした。
あの頃の
トルコは、凄かったですね。

投稿: Baroque | 2019.03.07 23:53

to Baroqueさん
メソポタミア文明は普通のツアーではほかと
ちがいすぐ見つかりませんが、バビロンとか
イランの遺跡には大変興味をもってます。

政治環境が良くなればその機会がめぐっ
て来るかもしれません。さて、実現するで
しょうか。

投稿: いづつや | 2019.03.10 14:56

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