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2019.03.07

美術館に乾杯! トプカプ宮殿

Img_0002  ボスポラス海峡を挟んで西がヨーロッパ側、東がアジア側

Img_0003     トプカプ宮殿の全景

Img     ‘トプカプの短剣’(1741年)

Img_0001     ‘スプーン職人のダイアモンド’

Img_0005     ‘イズミックタイルが鮮やかな割礼の間’(16世紀)

Img_0004     ‘麒麟のモチーフのある大皿’(明代 15世紀)

海外の観光地にでかけて事前の魅了度が上に大幅に外れることがある。2001年、イスタンブールやカッパドキアなどを訪れたトルコはそのいい例。旅行から帰ってしばらくは友人にトルコにはバラエティに富んだすばらしい観光資源があることを熱く語っていた。

旅のスタートとなったイスタンブールではオスマン帝国の繁栄を今に伝える‘トプカプ宮殿’(1465年完成)の宝物に200%心を奪われた。宮殿正面の敬礼門から入って右手の宝物殿に飾られているお宝のなかでとりわけスゴイのが‘トプカプの短剣’

スルタンたちは緑のエメラルドをとりわけ好み、3cmほどの大きなエメラルドが柄のところに3つも埋め込まれている。これほどサプライズのある宝物には滅多にお目にかかれない。目玉はもうひとつある。‘スプーン職人のダイアモンド’、世界で2番目に大きいダイアモンド(86カラット)のまわりを49個の小さなダイヤモンドがとりかこむ。漁師の拾った原石をスプーン職人が3本のスプーンと交換したという伝説がその名の由来。

宝物殿のあと宮殿のなかをどういう風にまわったか記憶が薄れているが、鮮やかな青が目にしみるイズミック・タイルを使って植物模様を装飾した居室の壁はよくおぼえている。

エメラルドの短剣と大きなダイアモンドでもう感動の袋はパンパンに膨れたが、やきもの好きにとって嬉しい出会いが待っていた。それはもと厨房だったところが展示室になっている中国陶磁。その数1万点にのぼり、本家の北京、ドレスデンにつぐコレクションを誇っている。

その一部が2007年東京都美にやって来たが、明代の青花‘麒麟のモチーフのある大皿’のように見事に青が発色した皿や壺がずらずらっと並んでいる。夢のような気分でながめていた。

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