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2019.03.11

美術館に乾杯! カイロ考古学博 その二

Img ‘王子ラー・ヘテプとネフェルトの像’(第4王朝:紀元前2620年~2500年)

Img_0003    ‘カー・アペルの像’(第5王朝:紀元前2500~2350年)

Img_0004  ‘イクナトンの巨像’(第18王朝:紀元前1580年~1314年)

Img_0005     ‘パピルスと蓮と鴨’(18王朝:紀元前1580年~1314年)

カイロ考古学博の展示室は1階と2階。2階に‘ツタンカーメンの黄金のマスク’があるのでツアーでは黄金のマスクとほかの宝物をみて大半の時間はつぶれる。あとは体力勝負でツタンカーメン以外のものがどれくらいみられるか。

威厳に満ちた第2ピラミッドを建造したカフラーの玉座像にも足がとまるが、長く見ているのはリラックスして対面できる‘王子ラー・ヘテプとネフェルトの像’や西郷隆盛を連想させる‘カー・アペルの像’。

サッカラから出土した‘カー・アペル’は世界最古の木造肖像彫刻。タイトルには‘村長’とついているが、実際はメンフィスの神官のリーダーだったカー・アペルという人物。人間の姿をそのまま表現した感じ。

古代エジプトで異色のファラオは第18王朝に太陽神アテンを信仰する宗教革命を行いアマルナに遷都したアメンヘテプ4世(イクナトンに改名 紀元前1372~1354年)。その王の巨大な像が目に焼きついている。

馬面で唇が厚くさらにお腹が女性のように膨らんでいるときたら、その異様な形を忘れようがない。写実性を尊ぶのがアマルナ美術だから王はこんな格好をしていたのだろう。

日本画の花鳥画に馴染んでいるとアマルナ王宮の床に描かれていた‘パピルスと蓮と鴨’には強く反応する。こんなところに日本画があったの?!パピルスと蓮のはえた水場から羽ばたく鴨は生き生き描写されている。これは参った!

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