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2019.02.06

美術館に乾杯! サン・ピエトロ大聖堂

Img_0001     サン・ピエトロ広場とサン・ピエトロ大聖堂

Img_0004     ミケランジェロの‘ピエタ’(1498~1500)

Img_0005     ベルニーニの‘天蓋’(1624~33年)

Img_0002     ベルニーニの‘聖ロンギヌス’(1638年)

Img_0003     ベルニーニの‘ウルバヌス8世の墓’(1628~47年)

ミケランジェロ(1475~1564)の彫刻への関心が深くなると、なんとしてもローマのサン・ピエトロ大聖堂へでかけ‘ピエタ’の前に立ちたいと思うようになる。36年前にそれが実現した。以来、ミケランジェロが20代半ば頃につくったこの傑作に魅了され続けている。

彫刻作品をじっくりみて半端ない感動を覚えるのはこの‘ピエタ’とボルゲーゼ美にあるベルニーニ(1598~1680)の‘アポロンとダフネ’と‘プルートとプロセルピナ’、だから毎年でもローマに足を運びたくなる。はじめてサン・ピエトロ大聖堂のなかへ入ったときはミケランジェロに夢中だったが、2006年にベルニーニに開眼してからはここにあるベルニーニの彫刻もひとつ々息を呑んでみるようになった。

圧倒的な存在感をみせるのが先端の十字架まで29mもある‘天蓋(バルダッキーノ)’、ベルニーニはこの仕事を1624年からはじめ1633年にようやく完成させた。4本の柱に大量のブロンズを必要とする大事業であった。いかにもバロック的な鍍金された柱をみるたびにベルニーニの神業的な才能にひれ伏す。

ここにはほかに人物の彫像などが9つあるがしかとみたのは5つ、そのなかで印象深かったのは‘聖ロンギヌス’と‘ウルバヌス8世の墓’。とくに高さ4.4mの巨像‘聖ロンギヌス’の手を広げるポーズと衣襞をリアルに表現する卓越した技術の冴えに心ときめかせてみた。ベルニーニに乾杯!

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