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2019.01.07

‘初夢’展覧会! その三

Img_0002 カラヴァッジョの‘聖トーマスの不信’(1601年 サン・スーシ宮殿)

Img_0001_2カラヴァッジョの‘洗礼者ヨハネの斬首’(1608年 サン・ジョヴァンニ大聖堂)

Img レンブラントの‘ヤン・シックス’(1654年 シックス・コレクション)

今週の木曜日、10日に上野の森美で行われている‘フェルメール展’(10/5~2/3)へ出かけることになっている。予約した時間は11時。お目当ては今回出品されたフェルメール(1632~1675)で最後に登場する‘取り持ち女’と会期中出ずっぱりの‘紳士とワインを飲む女’。ほかの画家にはあまり関心がないので鑑賞時間は40分くらいの予定。

西洋絵画史のなかで17世紀はルネサンスのあと新しい絵画を切り開いた画家がたくさんでた時代である。バロック絵画の扉を開いたカラヴァッジョ(1571~1610)、バロックの王となったルーベンス(1577~1640)、そしてカラヴァッジョの影響をうけたレンブラント(1606~1669)、ラ・トゥール(1593~1652)、ベラスケス(1599~1660)、そして最後がフェルメール。

この6人については画集に載っている主要作品を全部目に入れようとこれまで海外の美術館をまわってきた。そして、運がいいことにそうした名画に遭遇してきたので、わが身にセレンディピティ(思わぬ幸運に偶然出会う能力)があるのかなと気をよくしている。

例えば、フェルメールは上述の2点が日本にやって来てくれたおかげでコンプリートにリーチがかけられる。残る1点は‘音楽の稽古’(バッキンガム、宮殿王室コレクション)。でも、この絵の展示情報がよくわからないため、どういう風な形でゴールするかまったくイメージができない。だから、日本で公開される機会をじっと待っていようというスタンス。

これに対して200%惚れこんでいるカラヴァッジョはまだ縁のないのが5点くらい残っているのでさらに追っかけエネルギーの注入が必要。2010年の大カラヴァッジョ展(ローマ)をみたことでカラヴァッジョにぐぐーんと接近したとはいえ現状に満足してはいられない。

残っている作品で見たい度の強いのはポツダムのサンス―シ宮殿にある‘聖トーマスの不信’とマルタの大聖堂に飾ってある‘洗礼者ヨハネの斬首’。ポツダムは2度目にベルリン旅行で足をのばすことにしているが、マルタへの段取りはまだ手つかず。この2点と対面できれば肩の荷がおりるのだが、果たして。

今年はまた日本でカラヴァッジョ展が開催される。だが、東京では開かれない。巡回展は次のようになっている。
★北海道近美:8/10~10/14
★名古屋市美:10/26~12/15
★あべのハルカス美:12/26~2/16

出品される数は10点くらいで初登場は3点、ローマのボルゲーゼ美にある‘病めるバッカス’(札幌のみ)、‘ゴリアテの首を持つダヴィデ’(名古屋のみ)、そしてバルベリーニ美蔵の‘ユディトとホロフェルネス’(大阪のみ)。いずれもすでに鑑賞済みだが、大阪で気合を入れたユディトと再会することにしている。

レンブラントはアムステルダム国立美やエルミタージュ美、メトロポリタン美などを訪問したので見たい絵は少なくなっている。残っているものでなんとかしたいのはアムステルダムのシックス・コレクションがもっている‘ヤン・シックス’。この絵は展覧会にでてくることがあるのだろうか。今のところまったく情報がない。

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