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2019.01.08

‘初夢’展覧会! その四

Img ブリューゲルの‘ネーデルランドの諺’(1559年 ベルリン絵画館)

Img_0001 ブリューゲルの‘雪中の東方三博士の礼拝’(1567年 オスカー・ラインハルト・コレクション)

Img_0002     ボスの‘十字架を担うキリスト’(1516年 ヘント市美)

Img_0004     ファンエイクの‘教会の聖母子’(1439年 ベルリン絵画館)

今年の秋、西洋美ではウィーン美術史美が所蔵する作品によって構成される‘ハプスブルク家展’(10/19~1/26)が開催される。ここの美術館展があるときはだいだいこのタイトルがつく。これまで4,5回出かけた気がする。チラシを飾るのはこれまた定番のベラスケスの‘青いドレスのマルガリータ王女’。

このハプスブルク家のコレクションが日本にやって来るときいつも思うのは、‘ブリューゲルを一枚でいいから加えてくれたら嬉しいのに’、過去にブリューゲル(1525~1569)の絵が展示されたのは一度もない。事情はよくわからないが、これはブリューゲルは貸し出さないという美術館の内規があるためだろうか。

ただ、2011年ベルギーのブリュージュにあるフルーニンゲ美を訪問したとき北方絵画展をやっており、ウィーン美術史美の‘サウルの自殺’が出品されていた。だから、内規の存在は不明確。ヨーロッパの国には貸し出しているの日本はダメというのはウィーンから遠く離れているのでそのリスクがネックになっている?

2年前のアルチンボルド展に‘冬’と‘水’がやって来たのだから、そろそろブリューゲルを解禁してもいいでしょう、という感じ。1点でいいが3点くらい並べてもらうと最高。こういうとき期待したいのが国立新美と東京都美、もちろんミューズへの祈りも欠かせない。

ブリューゲルの当面のターゲットはベルリンにある‘ネーデルランドの諺’とスイスのヴィンタートウール(チューリヒの近く)まで足をのばすとみれる‘雪中の東方三博士の礼拝’。ベルリンの再訪とスイス美術館めぐりは中期の海外旅行計画に入っているのでこの2点はアバウト射程圏。

ベルリンの絵画館で見たい絵は多いがブリューゲルのほかにはファン・エイク(1390~1441)の‘教会の聖母子’が見逃せない。でも、この絵は縦31cm、横14cmの小品。その精緻な描写を凝視することになりそう。

2016年の大ボス展(プラド美)をみて満足の極致に達したボス(1450~1516)、次に追っかけるとしたらベルギーのヘント市美にある‘十字架を担うキリスト’。さて、ヘントはどうやっていくのだろうか。

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