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2019.01.06

‘初夢’展覧会! その二

Img     クリムトの‘ダナエ’(1907~08年)

Img_0004     クリムトの‘金魚’(1901~02年 ゾロトゥルン美)

Img_0001     ココシュカの‘風の花嫁’(1914年 バーゼル美)

Img_0002     フォーゲラーの‘夢Ⅱ’(1912年 ゲルマン国立美)

女性の肖像画や裸婦図は西洋絵画の長い歴史のなかで繰り返し描かれてきた。画風もいろいろありその刺激は見る者の感情を微妙にあるいは大きく揺すぶる。女性の姿のインパクトが強すぎて心がザワザワしてしまう画家の双璧がロセッテイ(1828~1882)とクリムト(1862~1918)。

今年は‘クリムトイヤー’かもしれない。4月の後半から2つの美術館でクリムトの回顧展が開催される。東京都美は4/23~7/10、一日遅れでスタートし1ヶ月半くらい長く興行するのが国立新美の‘ウィーンモダン’(4/24~8/25)、こちらにはシーレ(1890~1918)も登場する。

久しぶりのクリムトなので会期中はクリムト絵画が生活のなかにドドーンと入ってきそう。こういうときクリムト狂としては大事な役目を果たさなくてはならない。絵画好きには昨年のムンク同様、展覧会を大いにPRしようと思っている。

クリムトの絵で死ぬまでに会えないかと願っているのが個人蔵の‘ダナエ’とスイスのゾロトゥルン美にある‘金魚’。ともにゾクゾクっとするほどの官能性を漂わせている。このダナエがみれたら最高なのだが、個人がもっているので可能性は限りなく低い。

これに対し、‘金魚’はスイスの美術館にある。このゾロトゥルンという街はベルンの北そう遠くないところに位置し、バーゼルとチューリヒとはちょうど三角形をつくるような関係になっている。スイス美術館巡りではバーゼルもベルンも出かける予定なのでゾロトゥルン美にも寄ってみるつもり。絵と対面したら卒倒するかもしれない。

昨年はムンクの‘叫び’を2つ一緒にみることができた。長年の夢が叶ったので少し楽になった。画家の代表作をみるというのは絵画ファンにとってはひとつの‘事件’、次に実現したい‘事件’はバーゼル美にあるココシュカ(1886~1980)の‘風の花嫁’。ムンクが‘叫び’ならココシュカは魔性の女アルマとの恋を描いたこの絵。

ところで、バーゼル美名品展というのは過去にあった?スイスからはチューリヒ美や昨年のビュールレコレクションがやって来たので、今度はバーゼル美やベルン美を期待したいが、ここはロンドンのナショナルギャラリーのように貸し出しをしない美術館なのだろうか。日本の美術館でチャレンジするところがでてくると嬉しいのだが。

ラファエロ前派を彷彿させるフォーゲラ―(1872~1942)の‘夢Ⅱ’にぐっときている。画集でみつけたのはもうだいぶ前だが、こんなファンタジックな乙女の姿を描いたフォーゲラーは60歳のときソ連に移住してしまう。そして、絵のスタイルをガラッと変える。いろんな画家がいる。

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