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2019.01.12

長澤芦雪の‘白象黒牛図’!

Img     長澤芦雪の‘白象黒牛図屏風’(18世紀)

Img_0002     円山応挙の‘雲龍図’(1784年 三井記念美)

Img_0001     沈南蘋の‘花鳥動物図 栗鼠瓜’(1750年 三井記念美)

Img_0003     野々村仁清の‘信楽写兎耳付水指’(17世紀 三井記念美)

みどりがめさんに教えてもらった長澤芦雪の‘白象黒牛図屏風’をみるため三井記念美を久しぶりに訪問した。現在、ここで‘国宝雪松図と動物アート’(1/31まで)が開催されている。

日本画の展覧会ではときどきサプライズの絵に出会うことがある。今回は長澤芦雪(1754~1799)の‘白象黒牛図屏風’。同じモチーフで描かれたものを以前プライスコレクションでみたが、芦雪はもう2点描いていた。初出品されたこの絵を所蔵しているのは個人コレクター。もう一点は島根県美にあるそうだ。

プライスコレクションのものとほぼ同じ構図で画面いっぱいに描かれている白象と黒牛は夫々、鴉と仔犬がペアリングされている。象も牛も背中の一部が画面からはみ出すほど圧倒的な大きさ。象と較べれば牛は小さい存在だが、どちらもとても大きな動物というイメージを与えようとする芦雪の目論見は見事に成功している。

芦雪の一点買いだから、あとは円山応挙(1733~1795)の‘雲龍図’や野々村仁清の‘信楽写兎耳付水指’などをざーっとみた。何度も足を運んでいるのですでに鑑賞済みになっているものが多いが、沈南蘋の‘花鳥動物図’が6点みれたのは収穫だった。絵葉書は栗鼠しか用意されていないが、ほかには猫、馬、兎、鹿、鶴が描かれている。

国宝の雪松図や志野茶碗がセットでみれるのも三井記念美ならでは正月興行。いい気分になって館をあとにした。

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