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2018.12.23

映画は楽し! 伊丹映画

Img      伊丹十三監督(NHK ‘8人の伊丹十三’より)

Img_0002    伊丹映画(‘8人の伊丹十三’より)

先週BS1で放送された‘8人の伊丹十三’をみた。この40分くらいの番組は偶然目にとまった。制作したのはNHKの松山放送局、松山には伊丹十三記念館があり局のスタッフは伊丹十三(1933~1997)の没後20年とからめて伊丹映画に迫ってみようと思ったのかもしれない。

この番組はとてもタイムリーだった。というのは、今年の後半伊丹映画の魅力に再度とりつかれ昔ビデオ屋でレンタルしてみた作品などをYou Tubeで何本かみたところだった。3ヶ月くらい前、津川雅彦が亡くなったとき民放が追悼番組で伊丹映画の最高傑作‘マルサの女’(1987年)を流してくれるかなと期待したが、これはなかった。

伊丹監督がメガホンをとった映画は全部で10本、このなかで最初の‘お葬式’(1984年)とこれに続く‘タンポポ’、‘マルサの女’、‘マルサの女2’は劇場ではなくレンタルビデオでみた。でも、15年以上前だからどんな内容だったか記憶が薄れている。

こういうとき有り難いのがYou Tube、‘お葬式’はないがほかの3本はしっかりみれる。エンタメたっぷりの伊丹映画にまた嵌りこんでしまい、隣の方からは‘またみているの!’と笑われてしまう有り様。

嬉しいことにまだみてなかった宮本信子主演の‘ミンボーの女’、‘スーパーの女’、‘マルタイの女’もYou Tubeに流れているのでこちらも何回もみた。新規の伊丹作品がMy好きな映画に追加されるにつれ、伊丹映画の魅力を再認識させられた。

とにかくどれもよくできている。キレのいいストーリーの展開、見る者の心をぐっとつかむ台詞、ディテールへのこだわり、耳に強く残る音楽。とくに感心するのが役者のしゃべる台詞がびしっと決まっていること、伊丹は脚本を全部自分で書いた。

‘8人の伊丹十三’で最も長くしゃべっていた女優で妻の宮本信子は‘てにをはは絶対間違ってはいけない。台本の通りでないとOKがでないから台詞はもう徹底的に覚えた’と語っている。練りに練りこまれた台詞の力が映画では最も大事だということなのだろう。

すでに近くのTSUTAYAでチェック済みの‘あげまん’と‘大病人’を年が明けたらみるつもり。ランキング的にはどの位置に入るのだろうか。

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